ブリのうまみとヒラマサの食感と美しさを併せ持つ「ブリヒラ」、湯引きで皮の下の旨みと柔らかさを引き出した「湯引き白寿真鯛」、近大生まれの2つの「完全養殖魚」を「銀のさら」が本日15日(月)から限定販売
株式会社ライドオンエクスプレスホールディングスが展開する宅配寿司「銀のさら」が、“ブリ”のうまみと“ヒラマサ”の食感と美しさをいいとこ取りの「近大生まれブリヒラ」と、湯引きすることで皮の下の旨みと柔らかさを引き出した「近大生まれ『湯引き白寿真鯛』」を公式サイト限定で2024年4月15日(月)から7月15日(月・祝)まで販売します。
近大生まれブリヒラ
「ブリヒラ」は、“ブリ”の雌と“ヒラマサ”の雄から生まれた交雑魚で、その名の通り“ブリ”のうまみと“ヒラマサ”の食感と美しさを併せ持った「いいとこ取り」の魚です。「近畿大学水産研究所」が昭和45年に品種開発に成功し、産業化を実現。ブリ類の交雑種として世界で初めて産業化に成功した事例です。
「近大」の完全養殖技術は、魚の人工ふ化・種苗生産(稚魚まで育てる)をスタンダードにしているからこそ、天然の稚魚に依存することなく必要な量を必要な分だけ供給でき、その結果、水産資源の乱獲防止に繋がるとしています。
「銀のさら」では、「近大」の水産資源の保護、増産に対する想いと、その想いから誕生した商品に共感し、今回の再販売を決定したとのことです。
近大生まれ「湯引き白寿真鯛」
「近大生まれ『白寿真鯛』」とは、2022年7月に「海への恩返しプロジェクト」の一環として期間限定販売された商品。稚魚から養殖で育てた「完全養殖魚」で、育成過程の一部で魚粉を使わず大豆や白ゴマを配合した飼料で育てられています。
今回、真鯛を湯引きすることにより、皮の下にある旨みの凝縮と柔らかさを引き出し、東海エリア、関西エリア、西日本・九州エリア限定で販売されます。
なお、すでに、北海道エリア、東日本エリアの「銀のさら」で販売されているすべての「真鯛」が、「完全養殖魚」である「近大生まれ『白寿真鯛』」になっているとのことです。
「完全養殖魚」の場合、天然の稚魚には依存しませんが、それでも真鯛を1kg大きくするために、約4kgのカタクチイワシを原料とした魚粉が必要です。つまり、養殖魚を育てるためにはそれ以上の大量の天然魚が使用される場合があり、同社が賛同している、より環境保護に繋がる持続化可能な養殖業には、未だ遠い状況とのこと。
「近大生まれ『白寿真鯛』」は、「近大」で生まれた真鯛の稚魚から養殖で育てた“完全養殖魚”で、魚を育てるために天然の魚が減る現状を変えるために、育成過程の一部で、魚粉を使わず大豆や白ゴマを配合した飼料で育てられたサステナブルな真鯛としています。
銀のさらが「完全養殖魚」を扱い続ける理由
いま、世界的に魚を食べる人口が増えています。そして水産資源は減少の一途を辿っています。
「銀のさら」では、海の資源が徐々に減っている現状を理解し、海から多くの恵みを得ているという感謝の気持ちのもと、”海への恩返し”につながる商品開発・仕入れを日々実施。
養殖魚を使うことは、天然魚に比べて必要な量を必要な分だけ育成し継続的に供給することで、水産資源の乱獲を防ぐことにつながるとして、天然資源を乱獲することなく生産された水産資源を提供することで“持続可能な生産”の後押しとなり、養殖魚の中でもさらに環境への負担が少ない「完全養殖魚」を、今後も積極的に取り扱っていくとしています。