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【食レポ】餃子の王将で薬膳仕立ての「辣菜麺(ラーサイメン)」税込968円を食す! 四川山椒と香味辣油の辛味が弾けるそぼろ、刻みねぎ、生姜が交わる熱々味噌スープが麺、野菜にマッチしてメチャウマ! 具材を混ぜると旨さレベルアップ!

[2025/11/5 11:09]

 王将フードサービスが運営する中華料理チェーン「餃子の王将」は、2025年11月1日から11月30日まで「辣菜麺(ラーサイメン)」を販売中です。

お店入口では特に「辣菜麺(ラーサイメン)」のアピールは無し!

 「辣菜麺(ラーサイメン)」は、厳選ブレンドした味噌、四川山椒、香味辣油を投じたスープに麺、そぼろ、野菜などを盛り込んだ薬膳仕立ての麺料理で、税込価格は968円(テイクアウトは950円+容器代10円)。

 セットメニューとして、餃子3個+マンゴーラッシーが付く「フェアセットA」1,400円(税込)、餃子3個+ライス(小)が付く「フェアセットB」1,340円(税込)もラインナップ。各フェアセットに+税込165円することで餃子を3個追加、北海道以外の店舗では餃子を+税込16円で「にんにく激増し餃子」に変更が可能です。

卓上には「辣菜麺(ラーサイメン)」のメニューも!

 ということで、「辣菜麺(ラーサイメン)」(税込968円)をオーダー。届いた「辣菜麺(ラーサイメン)」は、麺や具以上に味変に使えそうな刻みねぎ、生姜がガッツリ入っているのがポイントです。

 それではいただきます。

「辣菜麺(ラーサイメン)」は、兎にも角にも刻みねぎ、生姜の絵力が強め!

 まずはレンゲでスープを掬ってみると、味噌の塩気とコクに出汁のキレのある旨味があわさって思いのほかさっぱりテイスト!

スープは味噌と出汁の味が互いを引き立て合っているものの、肝心の四川山椒と香味辣油の主張がほとんど感じられず、味のインパクトはイマイチ!

 さらに刻みねぎ、生姜、そぼろをスープにMIXすることで刻みねぎの清々しさ、生姜のキリッとした辛味、そぼろの旨味とあわせて四川山椒の痺れる辛味、香味辣油の刺すような辛味が加わり美味しさレベルアップ!

そのままでは味がボヤけていた味噌スープですが、刻みねぎ、生姜、そぼろを混ぜ込むことで味の印象が瞬時に好転することに思わずにっこり!

 言わずもがな、旨味、辛味、清涼感のバランス良好な味噌ベースのスープは、モッチリ食感の麺との相性もバッチリでスルスルと食が進みます!

麺は絶妙なコシが感じられる上に、即座に辛ウマなスープが馴染んでウマウマ!

 具は小気味良いシャキシャキ感がグーなもやし、スープの味と同化し始めている白菜、香り付けのニラ、独特のコリコリ感が癖になるきくらげ、適度な固さとほろ苦さがあと引くチンゲン菜が詰まってALL旨し!

もやしはシャッキリとした歯ざわりがグッド!
白菜は葉、茎問わず素材感が消失してしまうほどにスープの味が染み込んでいます!
食欲をかき立てるアロマが舞うニラは単体で味わうよりも、麺と一緒に楽しむことを推奨!
きくらげはもう少し量があればパーフェクト!
後味がほろ苦いチンゲン菜は食事の後半につまみたい!

 最後は各種野菜を麺にまとわせながらすすり、野菜からにじみ出る水分が麺に絡むことでスッキリとした気持ちで「辣菜麺(ラーサイメン)」を完食。

 ごちそうさまでした!

麺に野菜を巻き込みながらほおばってFINISH!

 そんな「辣菜麺(ラーサイメン)」が気になる方は、最寄りの「餃子の王将」各店舗でお試しあれ!

[池延大栄(大帝オレ)]