【食レポ】大とろ1貫100円! たいら貝、赤貝、あわびが150円~はま寿司の「大とろと貝祭り」フェアで大満足
はま寿司では7月21日より大とろと各種貝を使った寿司が楽しめる、「大とろと貝祭り」フェアをスタートしました。
「大とろと貝祭り」で楽しめる寿司ネタ、各種サイドメニューは以下の通り(価格は全て税別)。
「大とろ 一貫」 100円
「カナダ産ほっき貝」 100円
「黒みる貝」 100円
「炙りたいら貝」 150円
「赤貝」 150円
「蝦夷あわび 一貫」 150円
「赤貝ひも軍艦」 100円
「いか納豆ユッケ軍艦」 100円
「赤魚フライ」 100円
「荒ぶし醤油ラーメン」 330円
「ざるそば」 330円
今回行ったのは、「はま寿司 高田馬場店」。郊外に店舗の多い「はま寿司」ですが、高田馬場店は新宿にも近く便利な立地にあります。
まずは「大とろ」100円(平日90円)を注文。「大とろ」は脂がのってとろけるような美味しさで、力強い脂の旨味が感じられます。なお、「大とろ」が100円で楽しめるのは7月31日まで。終了時期が明示されていないフェアの他メニューと違い、大とろは7月限定となるので注意が必要です。
続いて注文した「蝦夷あわび」150円は、分厚くコリコリとした食感で、あわびの身を噛みしめるたびに磯の香りとともに、あわびの旨味が口の中に広がります。
「炙りたいら貝」150円は、殻に入っている時の見た目は大きく異なりますが、たいら貝の貝柱は生のホタテの貝柱にも似た身の美味しさに加えて、炙ったことで香りもより楽しめます。たいら貝は料亭でも使われることの多い高価な食材とあって、「大とろと貝祭り」期間中は2貫で150円で楽しめることに驚きました。
江戸前寿司のネタとしても人気の高い「赤貝」150円は、ほのかな磯の香りに加えて、心地の良い食感が感じられる一品。赤貝は東京湾での漁獲量が減ってきていることで段々と価格が上がっており、先ほど食べた「炙りたいら貝」と同様、お価格以上の美味しさが楽しめます。
「黒みる貝」100円は、柔らかな食感に加えて、噛みしめるたびににじみ出る旨味が大変濃厚。旨味が強くとも海産物とあって、後味がさっぱりとしている点が嬉しいところ。
「赤魚フライ」100円は、フライにした「赤魚」を使うこともあって少々時間は掛かりますが、出来立てとあって「赤魚フライ」は熱々。「赤魚」自体は淡白な味とあって、それほどインパクトはありませんが、揚げ物にすることでおいしさアップ。タルタルソースの効果もあって、通常のお寿司にはないボリューム感が楽しめます。
甘さを感じるいかに、コクのある納豆、塩辛いユッケタレ、円やかなうずらの卵黄が乗った「いか納豆ユッケ軍艦」100円は、それぞれの素材の旨味たっぷり。特に塩辛いユッケタレの存在感が大きなことで、お酒の肴にぴったりな美味しさが楽しめます。
シメに注文したのは、魚介系の出汁が決め手の「荒ぶし醤油ラーメン」330円。価格が安価なこともあって見た目は小ぶりですが、トッピングにネギ、海苔、柔らかで旨味のあるチャーシュー、味がしっかり染みた半熟煮玉子を配した本格派な一品。
早速食べてみると、細くコシの有る麺がキレのある魚介醤油スープに絡んで美味しく、全体的な味のまとまりも良く、専門店のような美味しさの1杯でした。
「はま寿司」の夏のフェア「大とろと貝祭り」では、大とろ100円が目玉ですが、様々な貝を使った寿司ネタにも大満足。
脂の旨味ととろけるような口どけの「大とろ」の旨さはもちろん、鮮度によって味わいが大きく変化する貝を使った寿司ネタがバランスよく美味しく、ハズレなネタが1つも無かったことが好印象でした。
「はま寿司」は通常の100円メニューのクオリティも競合他社と比べて頭一つ抜けている印象。都心部に店舗が少ないのはコストの問題からと思われますが、都心部にも今後店舗が増えることに期待したいところです。