【食レポ】出汁の旨さと、やわらかな食感が癖になる博多うどんを堪能! 「博多うどん酒場イチカバチカ」
昼は博多うどん、夜は「焼とりの八兵衛」監修の焼き鳥が楽しめる「博多居酒屋イチカバチカ」が8月2日、恵比寿にオープンしました。
「博多居酒屋イチカバチカ」は、海外でも行列ができる人気で知られるラーメンの名店「一風堂」を運営する「力の源グループ」で商品・業態開発を行う「株式会社力の源パートナーズ」が運営する店です。
以前、系列店の「博多釜揚げうどんイチカバチカ ひたち野うしく店」で初めて博多うどんを食べた時に、コシのほとんどない、独特のやわらか食感のうどんと、ほとばしる出汁の美味しさに感動。
博多うどんが楽しめると聞いて、さっそく「博多居酒屋イチカバチカ」に行ってきました。
ランチタイム中は、博多うどんメニュー、天ぷらなどのトッピング、アルコールメニューのみとシンプル。もう一つの看板メニューである「焼とりの八兵衛」が監修した「焼き鳥」は、残念ながら夜の営業中のみの提供とのこと。
この日は焼き鳥にはチャレンジできませんでしたが、大きなごぼうの天ぷらと柔らかく煮た牛肉をトッピングした「肉ゴボ天うどん」950円を注文。ランチタイム中はうどんを注文した人に「かしわ飯」の無料サービスを行っているとのことなので、「かしわ飯」も食べてみることにしました。
今回注文した「肉ゴボ天うどん」は、柔らかく煮た牛肉と、大きなごぼう天を盛りつけた、見た目にも豪華なうどんメニュー。
まずは大きなごぼう天から食べてみると、衣のサクサク感に加えて、削ぎ切りされたごぼうのカリッとした歯ざわりが心地よく、柔らかく煮た牛肉は、吉野家の「牛皿」にも似た甘辛い味つけが特徴的です。
ごぼう天や甘辛い牛肉の美味しさを楽しんだ後は、メインのうどんにトライしてみると、つやつやとした舌触りに加えてコシのない食感が新鮮! 柔らかな麺を使ったことでスープが麺の中に染み込みやすく、麺からは濃厚な出汁のウマさがたっぷり感じられます。
昆布、いりこ、アゴ、節物などを使って出汁を取った黄金色に輝くつゆを飲んでみると、いろいろな素材から出た美味しさが口の中に広がります。複数の素材を使ったことで、旨味濃厚かつ、いつまでも飽きない美味しさが楽しめます。
無料サービスの「かしわ飯」は鶏肉の旨味がたっぷり染みこんだごはんをおにぎりにしたもの。濃いめな味は、お酒のアテにも重宝しそうな美味しさです。
今回は、東京でも珍しい博多うどんが楽しめる「博多うどん酒場イチカバチカ」に行ってきました。以前系列店の「博多釜揚げうどんイチカバチカ ひたち野うしく店」で博多うどんの美味しさに感動しましたが、その時よりも出汁が美味しく感じました。また、麺の食感も若干ハリのある食感に変更されているようで、比較的コシの強いうどんに慣れている関東人に合わせて開発した麺が使われているのではないかと思います。
この日はランチタイムに足を運んだため食べていませんが、夜の営業時間には博多の焼き鳥の名店「八兵衛」仕込みの焼き鳥メニューやおつまみメニューも用意されていて、ちょい飲みにもおススメです。