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【食レポ】東京ドームで「ふるさと祭り東京2017」開催! 「全国ご当地どんぶり選手権」に初登場でメチャウマなどんぶり飯5種類を食べ比べ!

[2017/1/10 10:36]

 東京ドームで、「ふるさと祭り東京2017―日本のまつり・故郷の味―」が1月7日(土)からスタートしました! 期間は15日(日)まで。時間は21時まで(10日[火]は19時まで、15日[日]は18時まで)と一部終了時間が異なりますのでご注意。

 「ふるさと祭り東京2017―日本のまつり・故郷の味―」は、今年が9回目の開催。今回は、「青森ねぶた祭」、「弘前ねぷた祭」など各地のお祭りがステージで楽しめるほか、「第8回 全国ご当地どんぶり選手権」、「~うまい! い!! ~ご当地激辛コロシアム」、「絶品! 逸品! ちょいのせ市場」、「にぎわい市」、「イケ麺スタンプラリー」などのフードイベントも充実しています。

 というわけで今回は、「ふるさと祭り東京2017―日本のまつり・故郷の味―」のプレスイベントに参加してきました!

「ふるさと祭り東京2017」の会場は、昨年に引き続き東京ドームで開催

 オープニングセレモニーは、横に広い人形型灯篭と踊り手である“跳人”のみなさんが登場! 青森市の「ねぶた」実演からスタートしました。

青森市の「ねぶた」実演は、人形型の灯篭と跳人のみなさんが登場

 続いて弘前市の「ねぶた」実演も。弘前市では、道路が狭い城下町にあわせて横幅がスリムな扇型の灯篭と和太鼓が練り歩きます。

弘前市の「ねぷた」は、城下町ならではの狭い道路事情を反映した横幅が短い扇型の灯篭と、南部藩のお国自慢の伝説にある大太鼓を交えて練り歩くお祭り

 試食コーナーでは、いろいろな料理がある中で今回は「第8回 全国ご当地どんぶり選手権」初登場の5品を試食。

 「第8回 全国ご当地どんぶり選手権」ブースで楽しめるどんぶり飯は、全て500円(税込)均一での提供となっています。

 まずは、“主催者推薦どんぶり”との紹介があった「高森町飲食店組合」から、熊本阿蘇の名物「阿蘇のあか牛」を使った「阿蘇炙り赤牛丼」を注文。

まずは、「高森町飲食店組合」のブースで、熊本阿蘇の名物「阿蘇のあか牛」を使った「阿蘇炙り赤牛丼」を注文

 「阿蘇炙り赤牛丼」は、玉子焼、あか牛のタタキ、あか牛の牛すじ、高菜が添えられた上にクリームソースがかかったどんぶり飯。フランス料理のシェフの技法、和などんぶり飯がコラボした和洋折衷な一品です。

「阿蘇炙り赤牛丼」には、玉子焼、あか牛のタタキ、あか牛の牛すじ、高菜を盛り合わせたどんぶり飯

 「阿蘇炙り赤牛丼」は、あか牛を使ったお肉、牛すじともに美味しく楽しめますが、特にあか牛ならではのお肉の旨味がシンプルに楽しめるタタキが激ウマ! 味の要な優しい美味しさのクリームソース、ピリッと辛い高菜とも相性抜群です。

メイン素材のあか牛の美味しさが際立った「阿蘇炙り赤牛丼」は、特にあか牛の美味しさがシンプルに感じられるタタキがうまい!

 あか牛をメインに据えたどんぶり飯完食後は、越前の海産物をたっぷり盛り付けた「越前漁火 かに海鮮丼」を「日本料理 一乃松」でゲットしてきました!

「日本料理 一乃松」ブースより、越前の海産物を盛り付けた「越前漁火 かに海鮮丼」をGET!

 「越前漁火 かに海鮮丼」は、カニをはじめ、秘伝のタレで漬け込んだイカ、ブリ、イクラが一体となったどんぶり飯! 元々の身の甘味に加えて、秘伝のタレの出汁の旨味が合わさったイカ、滑らかな食感と出汁の旨味が染み込んだブリもウマウマ。そして、ウマさ1番はやはり主役のカニ!

 大きなカニの身がたっぷり使われているので、「カニを食べた!」という満足感を味わえます。

「越前漁火 かに海鮮丼」は、メインのカニのほか、秘伝のタレで漬け込んだイカ、ブリ、イクラをトッピングした豪華飯
「越前漁火 かに海鮮丼」で一番ウマかったのは、なんといっても肉厚で旨味もたっぷりなカニ!

 続いては、「あの花」、「ここさけ」など人気アニメ作品の聖地としても知られる秩父の名物料理へ。

 「秩父駅弁研究会」ブースで、豚肉の味噌漬けをソテーしたものと、わらじカツを一緒に盛り合わせた「わらじ味噌豚丼」を注文。

秩父エリアの郷土料理である、豚肉の味噌漬け、わらじカツを同時に盛り合わせた「わらじ豚味噌丼」が楽しめるのは「秩父駅弁研究会」ブース!

 「わらじ豚味噌丼」は、秩父のソウルフードな豚肉の味噌漬け、わらじカツをメインに、みそポテト、かぼちゃのフリット、トマト、かぼすを盛り合わせたボリューム満点などんぶり飯! お肉をダブルで使ったどんぶり飯なので、豚肉ならではのパワフルな美味しさが余すことなく楽しめます!

「わらじ豚味噌丼」は、豚肉の味噌漬け、わらじカツに加えて、みそポテト、かぼちゃのフリット、トマト、かぼすを盛り合わせたどんぶり飯

 メインの味噌の旨味たっぷりな豚肉の味噌漬け、シャバシャバとしたソースの風味が活きたわらじカツはどちらもウマーな一品。

 とくに、シャバシャバとしたスッキリ美味しいソースと、柔らかな食感と旨味たっぷりな豚肉を使ったわらじカツがウマい! みずみずしいトマトや酸味の効いたカボスのおかげで、揚げ物ながら後味スッキリ楽しめるのも好印象です。

味噌の旨味が染み込んだ豚肉の味噌漬けもウマウマですが、シャバシャバしたソースのさっぱりとした美味しさと、柔らかな食感で旨味たっぷりな豚肉がウマイわらじカツがウマい!

 ガッツリパワフルな「わらじ豚味噌丼」を堪能した後は、「じねんじょ蕎麦 箱根九十九」ブースの「小田原 黒天丼」をいただいてみることに。

 「小田原 黒天丼」の天ぷらは、揚がった時の衣は真っ白ですが、後から濃いめな味付けの黒いタレを掛けて提供することで名実ともに黒天丼へと変化します。

今度は、揚げた時は白く、タレによって黒々とした色味がついた、「じねんじょ蕎麦 箱根九十九」ブースより、「小田原 黒天丼」を食べてみることに

 「小田原 黒天丼」は、大きな海老、穴子、ナス、オクラの天ぷらをご飯の上にたっぷり盛り合わせたどんぶり飯。大きな具材を天ぷらにしたことで、食べごたえ満点な上に具材の水分がたっぷり残っていてジューシー!

 どの天ぷらも美味しいのですが、ふっくらとした食感に加えて、濃いめな黒ダレとのマッチングに優れた穴子の天ぷらが鬼ウマでした!

「小田原 黒天丼」は、濃いめな黒ダレをかけた海老の天ぷら、穴子の天ぷら、ナスの天ぷら、オクラの天ぷらをご飯の上に盛り合わせた天丼メニュー
油切れの良さ、甘いタレの美味しさ、素材の良さもあって、どのネタも甲乙付けがたいのですが、タレとの相性の良さに加えて、ふっくらとした食感が特徴の穴子天ぷらは絶品!

 シメとして、A5ランクの牛を使ったことをガチンコでアピールしていた、「大山山麓推進協議会・かば」ブースの「だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼」をチョイス。

最後の試食メニューとして、A5の力強い響きに感動な、「大山山麓推進協議会・かば」ブースの、「だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼」をチョイス

 「だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼」は、A5ランク牛を使ったすき焼きをメインに、玉子、自然薯とろろをあしらったどんぶり飯! A5ランクの牛肉はもちろんのこと、付け合せの玉子、自然薯も鳥取県産を使用した鳥取愛あふれる一品です。

「だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼」は、上から玉子、自然薯とろろ、A5ランク牛をすき焼きをドーンと盛り合わせた、豪快などんぶり飯

 「だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼」は、まろやかさが際立った卵、ねばーる食感とキレの良い美味しさが楽しめる自然薯を取り合わせたことで、等級の高い牛肉を食べた時に感じる脂っこさが消えてビックリ!

 A5ランク牛ならではのパワフルなウマさはそのままに、食べやすさも両立した「だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼」は、この日食べたどんぶり飯の中でNO.1にウマイと思えるどんぶり飯でした!

圧倒的な美味しさと食べやすさを兼ね備えた「だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼」は、今回食べたどんぶり飯の中でNO.1な美味しさ!


 今回は「ふるさと祭り東京2017」で開催される「全国ご当地どんぶり選手権」に初登場のどんぶり飯5種類に絞って試食してきました。

 「全国ご当地どんぶり選手権」に初登場となるどんぶり飯は、お肉を使った物が3種類、天丼が1種類、海鮮丼が1種類と、全体的にパワフルな見た目のどんぶり飯が目立ちました。

 とくに、最後に食べた「だいせん☆てんこ盛りA5すき焼き丼」は、一口食べた時に感じられる強烈なウマさと、食べたあとのキレの良さが両立して本気でオススメ!

 さらにお腹いっぱいお肉を頬張りたい方は、豚肉の味噌漬けのソテーと、わらじカツを相盛りにしてボリューミーな「わらじ味噌豚丼」もグッドな選択です。

 また、激辛メニュー勢揃いの「~うまい! い!! ~ご当地激辛コロシアム」、近江牛から辛子明太子までご飯とぴったりなおかずたっぷりな「絶品! 逸品! ちょいのせ市場」、たくさんのおかずやお酒が楽しめる「にぎわい市」、全国各地のご当地麺が勢揃いな「イケ麺スタンプラリー」など、どんぶり飯以外のフードも大充実!

 がっつり食事するもよし、ちょい飲みも可能と幅広く利用できるイベントとなっています。

 夜まで楽しめる上に、食事もお酒も揃っているので、近隣で働くサラリーマンの方々のアフター5を有意義に過ごす場としてもオススメです。

[池延大栄(大帝オレ)]