【食レポ】「三元豚ロース天」のパワフルなウマさに驚き! 天丼てんや「三元豚ロース天丼」~天ぷらそのもののウマさと玉子をからめたウマさの両方が一杯で楽しめる半熟玉子付きがおススメ
「天丼てんや」は、ハンガリー産の三元豚を使ったロース天をメインに据えた「三元豚ロース天丼」を2月15日に販売開始しました。「三元豚ロース天丼」の販売は、3月19日までの期間限定で、価格は税込740円。
ハンガリー産の豚と言えば、毛むくじゃらな姿が特徴で脂の旨味と弾力のある食感が特徴の「マンガリッツァ」が有名ですが、「三元豚ロース天丼」で使われているのはマンガリッツァではなく、3種類の豚をかけ合わせた「三元豚」。
マンガリッツァの産地で育ったハンガリー産三元豚のお味が気になったので、今回は末広町駅と秋葉原駅の間にある「天丼てんや 末広町店」で「三元豚ロース天丼」を食べてみることにしました。
注文したのは、「三元豚ロース天丼 大盛」770円に半熟玉子をセットした「三元豚ロース天丼 大盛 半熟玉子あり」820円(税込)。
届いた「三元豚ロース天丼」を見ると、何はなくとも「三元豚ロース天」がビッグ! 食べごたえ満点な姿に思わずうっとり!
「三元豚ロース天丼」には、主役の三元豚ロース天のほか、まいたけ天、いんげん天、れんこん天がのっていて、刻んだ柚子の皮がトッピングされています。
さっそく「三元豚ロース天」にカブりついてみると、噛みしめる度ににじみ出る肉の力強い旨味、濃厚で甘味を帯びた脂身の風味がガツン! と感じられます。甘じょっぱいタレが絡んで、ご飯がメチャメチャ進むウマさに大満足!
続いて食べてみた「いんげん天」は、衣はサクサク、衣の中のいんげんは水々しさ満点で後味キリリ!
ここまではメチャウマで気分最高で楽しめましたが、「いんげん天」を食べ終わる頃には、最初に食べた「三元豚ロース天」の風味が舌に残ってクドさを感じ始めたので、このタイミングで別皿に盛られた半熟玉子を丼の中へと投下!
「三元豚ロース天」全体に半熟玉子を絡めて食べてみると、肉と脂身の旨み濃厚な「三元豚ロース天」の美味しさはそのまま、黄身のコク、淡白な卵白の風味がプラスされて、クドさが消える上にウマさもググッとアップ!
半熟玉子のおかげで脂っこさが和らいだことで、「三元豚ロース天」に添えられていた爽やかな刻み柚子の風味も活きて後味爽快!
以前食べた時に、大きさとジューシーなウマさが癖になった「まいたけ天」も、半熟玉子を絡めることで黄身のコクが加わってウマさレベルアップ!
食べ始めはシャキシャキとした歯ざわりが、あとから芋のような風味が癖になる「れんこん天」も、半熟玉子を絡めたことで天ぷらならではの脂っこさが消えて、天ぷらの下に潜む甘じょっぱいタレがかかったご飯とともにおいしく完食!
天ぷら定食や天丼は好きだけど、後半から油っぽさが気になってくるという人は、半熟玉子をからめて食べるのがおススメです。
今回は、「三元豚ロース天」をメインに、野菜天を盛り合わせた「三元豚ロース天丼」を食べてきました。
主役の「三元豚ロース天」は、脂身と肉の美味しさが特徴のロース肉を天ぷらに仕立てたことで、最初に食べた時は濃厚なウマさとともに食後口の中にずっしり残る脂っこさがやや気になりました。
ところが、半熟玉子を絡めていただくと、脂が旨い肉ならではのクドさ、揚げ物の油が淡白な卵白で和らぐ上に、黄身の濃厚なウマさが加わって、より美味しく楽しめました。淡白な野菜天も、黄身の風味が加わって美味しさがググッとアップ! 半熟玉子はオプションですが、天ぷらだけのウマさと玉子をからめた2つのウマさが楽しめるのでおススメです。
濃厚なウマさと食べごたえでガツガツとイケる、「三元豚ロース天丼 半熟玉子あり」。この時期だけのウマさを、お近くの「天丼てんや」にてお試しあれ。