フード

ラベルなしの「アサヒ おいしい水」がAmazonでテスト販売! 剥がす手間を省き廃棄物削減も実現~ラベルありより1本当たり1円安価。原材料などは外装ダンボールに記載

[2018/5/23 16:38]

 アサヒ飲料が、同社初の商品にロールラベルをつけない商品(ラベルレス商品)「アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル」を2018年5月22日(火)に発売します。PET600ml、PET1.9Lを通販チャネル限定で販売し、現在Amazon.co.jpでテスト発売されています。

 価格はPET600ml 1ケース(24本)が2,760円(税・送料別)、PET1.9L 1ケース(6本)が1,380円(税・送料別)となっています。なお、Amazon.co.jpでは2018年5月23日(水)現在、PET600ml×24本はラベルありより24円(1本あたり1円)安い、税込1,798円(75円/本)で販売されています。

 「アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル」は、PETボトルに貼付しているロールラベルを削減し、廃棄物量削減による環境負荷の低減と、ロールラベルを剥がす手間を省き使いやすくした「人にやさしく、地球にもやさしい」通信販売専用のミネラルウォーターとしています。

 通常、ロールラベルに記載している原材料名などの一括表示は外装ダンボールに記載するとともに、個々の商品への記載が必要なリサイクルマークなどはタックシールに記載し、PETボトルに貼付されています。これにより、ラベルに使用する樹脂量は約90%削減できるとしています。

 また、アサヒ飲料は環境省の推進する、地球温暖化対策のための国民運動である「COOL CHOICE(=賢い選択)」に賛同しており、外装ダンボールには、「COOL CHOICE」のロゴや、宅配便再配達削減の協力をよびかける「COOL CHOICEできるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン」マークが記載されています。

 同社では、環境負荷低減の取り組みとして、2016年より植物由来の原料からなる「オールバイオ資材」を使用した「三ツ矢サイダー」を発売し、2018年1月には物流効率化や環境負荷軽減を目的に、同社最大の規模を誇る「アサヒ飲料群馬配送センター」を竣工。また、2018年2月には、自社で製造するPET容器炭酸飲料に、国内最軽量となるPETボトルキャップを採用しています。

[古川 敦]