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【食レポ】秋葉原に大衆酒場「新時代」がオープン! 看板メニューは鶏皮の串揚げ「伝串」で1本50円! ブランド卵を使った「玉子かけご飯」も280円と爆安でウマウマ

[2018/7/9 09:07]

 肉の聖地となった秋葉原ですが、実は料理が美味しい大衆酒場も増えています。6月末には、愛知発「伝串」が看板メニューの新しい大衆酒場「新時代 秋葉原本店」が、秋葉原駅すぐそばにオープンしました。

 「新時代」看板メニューの「伝串」は、鶏皮を使った串揚げメニュー。鶏皮を使った串物と言えば、博多発祥で近年では東京でも楽しめるようになった「かわ焼き」がありますが、「かわ焼き」は鶏皮の串打ちを行ったあとに焼き、タレ漬け、寝かせるの工程を1週間ほど繰り返す手間がかかる分だけ1本あたりの金額も高め。

 都内のとりかわ専門店では1本200円前後が相場のところ、同じ鶏皮を使った串料理ながら「伝串」は1本50円と爆安!

 初めて聞いた「伝串」がどんな味わいなのか気になるので、さっそく秋葉原駅昭和通り口から歩いて2分ほどのところにある「新時代 秋葉原本店」へ行ってきました。

「新時代 秋葉原本店」は、JR総武線高架下にオープン!

 まずは、自分で絞ったレモン果汁をサワーの中に入れて楽しむことで、いつもの「レモンサワー」よりもレモンの風味がしっかりと効いた「レモンサワー」290円で喉を潤します(価格は全て税別で、別途お通し代300円がプラスされます)。

「レモンサワー」は、レモンとサワーが別々で、搾りたてのフレッシュなレモン果汁がキレのあるサワーとマッチしてウマイ!

 看板メニューの「伝串 10本セット」500円は、博多名物の「かわ焼き」同様に鶏の皮を使った串メニューですが、ぐるぐると皮を巻いた姿な「かわ焼き」とは異なり、鶏の皮の姿をそのまま活かした上に、カリッと香ばしく揚げられた姿が特徴的な一品。

実際に食べてみると、カリッとした歯ざわりとグミのような食感が入り交じる「かわ焼き」とは異なり、「伝串」はパリパリとした歯ざわりと香ばしい鶏皮の風味に加えて、甘じょっぱいタレの風味が絡んでメッチャお酒が進みます!

看板メニューの「伝串」は、博多名物の「かわ焼き」同様に鶏の皮を使った串メニュー
「伝串」はカリッと揚がってパリパリとした食感と香ばしい風味に加えて、甘じょっぱいタレが絡んでお酒が進みます!

 今度は「伝串」の姿を真っ赤っ赤に彩ったような「伝串 赤」120円を食べてみたところ、見た目通りの「ヒー!」と、声を上げたいくらいに刺激的な辛さに加えて、力強い酸味が入り交じるタレが絡んでおり、先ほど食べた「伝串」以上にお酒が進みます!

「伝串 赤」は、辛味と酸味が入り交じるタレが絡めてあってメッチャお酒が進みます!

 続いては、「伝串」同様に「素揚げ串」メニューの中から「もも」150円をチョイスしてみたところ、カリッと揚がって香ばしい風味に加えて、噛みしめる度ににじみ出るお肉の旨味と甘じょっぱいタレの風味が絡んでこちらもウマイ!

素揚げ串メニューより「もも」を楽しんでみると、

 今度は国産鶏を使った「鶏とろ串」メニューから「鶏とろ串 わさび」150円、「鶏とろ串 柚子胡椒」150円をオーダー。今までの串メニューは熱々なものばかりだったので、お肉に喰らいついた瞬間にお肉が冷たいことに驚きましたが、商品名に「とろ」と名前がついているようにオイリーなウマさ満点!

 「鶏とろ串 わさび」を食べた時には、鼻にツンとくる刺激的な辛さが癖になるわさびの風味が加わって後味キリリ! 塩気と刺激的な辛さが入り交じる柚子胡椒が効いた「鶏とろ串 柚子胡椒」は、ちょうどいい塩梅で塩気と痺れるような辛味が効いてお肉の美味しさを引き出すナイスなウマさにビックリ!

国産鶏を使った「鶏とろ串」は、冷たくオイリーなウマさ満点で、「鶏とろ串 わさび」は鼻にツンとくる爽やかな風味が、「鶏とろ串 柚子胡椒」は山椒の刺激と塩気が効いて美味しさアップ!

 今度はオール380円メニューからお店オススメの「新時代の唐揚げ」380円をセレクト。お店オススメメニューなだけあって、衣はサクサク、中のお肉は熱々ジューシー! 醤油ベースの下味もしっかりと効いて文句なしのウマさに感激!

「新時代の唐揚げ」はお店おすすめメニューの1つとのこと
「新時代の唐揚げ」は、衣サクサク、中のお肉はジューシーさ満点で鬼ウマ!

 最後はブランド玉子を使っていることをアピールしていた「玉子かけご飯」280円を注文。まずは、ご飯の上に玉子を乗せて、醤油を適量垂らしたあとに玉子の風味が全体に馴染むようにしっかりとかき混ぜていきます。

最後はご飯物メニューより「玉子かけご飯」を注文
食べる前に玉子をご飯の上に乗せます
ご飯の上に玉子を乗せたら、醤油を入れてしっかりとMixMix!

 しっかりとご飯全体に玉子が馴染んだタイミングで食べてみると、ハリのある炊き加減なご飯に、濃厚な黄身の風味、塩気と旨味のバランスに優れた醤油が馴染んでシメにピッタリなウマさ! 看板メニューの「伝串」から、冷たい串メニューな「鶏とろ串」、熱々ジューシーで素直に美味しい「新時代の唐揚げ」、爽やかにガツガツと楽しめる「玉子かけご飯」まで美味しく完食! ごちそうさまでした!

しっかりと玉子が馴染んだ「玉子かけご飯」は、ハリのある炊き加減のご飯に、濃厚な黄身、醤油の塩気がバランス良く絡んでシメにピッタリなウマさ!


 今回は、近年「大衆酒場」が増えている秋葉原に、先月末オープンしたばかりの期待の「大衆酒場」となる「新時代 秋葉原本店」に行ってきました。

 博多名物の「かわ焼き」にも似た「伝串」は、鶏皮のパリパリ感、甘じょっぱいタレが効いて、お酒のおつまみらしい濃いめなウマさが楽しめる上にコスパが最高!

 串メニューなのに冷たくて驚いた「鶏とろ串」は、冷たく爽やかに楽しめながらもお肉からは「とろ」の名前にふさわしい濃厚なウマさ! お店オススメの「新時代の唐揚げ」は、鶏肉の美味しさとジューシー感、下味の醤油ベースの風味がバランス良く重なり合って文句なしのウマさです

 最後に食べた「玉子かけご飯」は、玉子自体が濃厚な風味が味わえる上に、ハリのある炊き加減なご飯、塩気と旨味の塩梅がグッドな醤油が絡んでシメにピッタリな美味しさが楽しめ、どの料理もお酒の進む上に外れのない美味しさに感動しました!

 ぜひ、秋葉原で料理が美味しくサクッと使える酒場を探している方は、ぜひ「新時代 秋葉原本店」にて「伝串」などの素揚げ串メニュー、「国産鶏とろ串」、各種一品料理なども含めてお試しあれ!

[池延大栄(大帝オレ)]