【食レポ】とんこつラーメンの一蘭が「100%とんこつ不使用ラーメン」を提供する「西新宿店」をオープン! 鶏ベースのラーメンは美味しさとんこつ級ながら後味軽やかで大満足!
福岡発祥のラーメン専門店チェーン「一蘭」はとんこつラーメンで知られますが、2月末に“とんこつ不使用”を謳うラーメンを提供する「一蘭 西新宿店」をオープンしました。
「一蘭 西新宿店」では、その名も「100%とんこつ不使用ラーメン」を提供。豚をまったく使わないラーメンですが、ハラール認証を受けた材料は使っていないそうで、ハラール対応ではないとのこと。
豚を使わずとも「一蘭」の看板メニュー「天然とんこつラーメン」と同じくらい美味しいとのことで、今回は「100%とんこつ不使用ラーメン」を食べに、「一蘭 西新宿店」へ行ってきました!
「一蘭 西新宿店」で楽しめるラーメンメニューは、「100%とんこつ不使用ラーメン」1,180円、「100%とんこつ不使用ラーメン」に半熟塩ゆでたまご、追加牛弥郎、きくらげ、のりをプラスした「ICHIRAN5選」1,800円の2種類のみとシンプル(価格は税込)。
ラーメン店としては、かなり価格が高め! ラーメン1杯が、ほぼ牛丼3杯分のお値段となっています。
せっかくなので今回は、一番高い「ICHIRAN5選」1,800円をオーダーしてみました。
西新宿店も、他の「一蘭」の店舗同様に味のカスタマイズが可能です。この日は味の濃さ、こってり度、にんにく、赤い秘伝のたれについては“基本”を選択、ねぎは青ねぎ、麺の固さはかためをセレクト。牛バラを柔らかく煮込んだオリジナルの「牛弥郎(ぎゅうやろ)」ありでお願いしました。
「100%とんこつ不使用ラーメン」は、見た目は「天然とんこつラーメン」とそっくりです。
まずは、ラーメンの味のキモとなるスープをスープを飲んでみると、豚の代わりに使用された鶏の旨味がガツンと感じられるものの、豚骨ベースの「天然とんこつラーメン」のスープと比べると後味が軽やか!
スープを一口飲んでみた感想としては、「天然とんこつラーメン」のスープとは別物な味わいだなぁと思いましたが、スープの上にかかった赤い秘伝のたれをスープに溶かし込んでから飲むと雰囲気が一変! 刺激的な辛味によって味がピチッとしまって後味の軽やかさが消え、「天然とんこつラーメン」感が急上昇!
続いて麺をすすってみると、他の「一蘭」のラーメン同様に細くモチモチとした食感で、赤い秘伝のたれによって味が締まった「100%とんこつ不使用ラーメン」のスープともマッチ。
チャーシューの代わりに入った牛弥郎は、柔らかく煮込まれた上に脂の旨味やタレの甘みがスープに馴染んでチャーシュー以上の美味しさに満足。
ベーシックな状態で「100%とんこつ不使用ラーメン」を楽しんだ後は、別皿に盛られた追加牛弥郎、きくらげ、のりを丼の上へと投下! 名実ともに「ICHIRAN5選」としていただきます。
きくらげのさっぱりしてコリコリした食感は、ラーメンの塩気が気になった時に食べるのにピッタリ!
最後は濃厚な黄身の風味がしっかりと楽しめる半熟塩ゆでたまごを食べて「ICHIRAN5選」を完食! ごちそうさまでした!
今回は、とんこつラーメンで知られる「一蘭」が、あえて“とんこつ不使用”を売りにした「100%とんこつ不使用ラーメン」を提供する「一蘭 西新宿店」へ行ってきました!
「100%とんこつ不使用ラーメン」は、見た目は「天然とんこつラーメン」そっくり。鶏が味のベースとなっているスープは、後味が軽やかな点が「天然とんこつラーメン」と異なりますが、「一蘭」独特の赤い秘伝のたれを溶かし込むことで味がビシッと締まって「一蘭」らしい濃厚な旨みが楽しめます。
麺は「天然とんこつラーメン」同様に細くモチモチとした食感で、赤い秘伝のたれの風味が馴染んだスープと相性バッチリ!
牛弥郎やトッピングも文句なしのウマさで、味についてはスープ、麺、具に至るまで大満足!
ただし、価格については基本の「100%とんこつ不使用ラーメン」でも1,180円とかなり高め。美味しいラーメンなら価格は気にしないラーメン好きや、お財布に余裕のある時向けと言えそうです。
現在のところ、「100%とんこつ不使用ラーメン」が楽しめるのは「一蘭 西新宿店」のみ。ラーメン大好きな方は、ぜひ一度お試しください。