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モスバーガーが2年ぶりにバンズを約3%増量などリニューアル! ルヴァン使用でふっくらとやわらか~軽減税率を見据えて時間が経ってもおいしさを保つ改良

[2019/7/4 23:14]

 モスバーガーを展開するモスフードサービスが4日、2019年7月18日(木)から、全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)で、ハンバーガー商品のバンズ(パン)を、2017年7月11日以来、約2年ぶりにリニューアルすると発表しました。なお、今回のリニューアルによる価格変更はないとのこと。

 対象商品は「低アレルゲンバーガー」など一部商品を除く、「モスバーガー」(税込370円)、「テリヤキバーガー」(税込360円)などバンズを使用する全ての約40商品(期間限定商品含む)。

モスバーガー

 パン生地に発酵種“ルヴァン”を使用することで、保水性をアップさせ、よりふっくらとやわらかな食感に仕上げたとしています。“ルヴァン”とは、フランス語で“発酵種”という意味で、酵母と乳酸菌が共存している小麦粉、水などからなる発酵物で、そのままか、もしくはパン酵母と併用して、パン作りに用いられます。

 また、テイクアウト時もパサつかず、しっとりとした食感と、おいしさが長持ちするように改良したほか、現行のバンズから重量を約3%(平均)増量し、満足感と食べ応えをアップしたとしています。

 なお、2019年10月1日(火)から実施される予定の消費税率の引き上げでは、軽減税率制度が導入され、モスバーガーでは、商品の本体価格は変えずに、テイクアウトの税率は8%、イートインの税率は10%とすることもあわせて発表されました。

 現在、税込の総額を表示している価格については、9月以降、商品の本体価格での表示へと変更し、今後の消費税率引き上げに向けて、ハンバーガー商品のバンズ(パン)の重量を増量して価値向上を図るとともに、テイクアウト需要が増えることを見据え、おいしさが長持ちするよう2年ぶりにリニューアルすると説明してます。

[古川 敦]