蕎麦だと思って食べると相当な衝撃!? 富士そばが「肉骨茶そば ~名代富士そば流~」を発売~にんにくとコショウがバッチリ効いた豚スープ
ダイタングループが運営する立ち食いそば・うどんチェーン店「名代富士そば(なだいふじそば)」が、蕎麦だと思って食べると相当な衝撃を受けるという「肉骨茶(バクテー)そば ~名代富士そば流~」を販売します。価格は590円(税込)。豚肉の追加は160円(税込)。
【販売店舗】
10月17日 高円寺店、藤沢店で先行販売を開始
10月18日 上野広小路店を旗艦店として590円(税込)で販売開始
10月21日 小滝橋店、赤羽店
10月22日 池袋店
10月23日 六本木店、津田沼店、道玄坂店
※販売開始時間は店舗により異なります。
シンガポール式の肉骨茶スープを名代富士そば流にアレンジ。日本人には強すぎるくらいのにんにくとコショウがバッチリ効いた豚スープは、ローカルテイストの再現の為に大胆な味付けにしたとのこと。そばつゆは一切使用せず、豚肉の成分が主となり、魚介類は一切使用されていない、ラーメンのスープがベースになっています。
富士そば海外班が、シンガポールで二日酔いになってしまった朝はローカルフードコートまで足を運び、二日酔い解消の為にシンガポール式肉骨茶を食べていたとのこと。赤道直下の暑い国でにんにくとコショウが効いた熱々の肉骨茶を食すと、大量の汗と一緒に二日酔いが吹き飛んでしまうそうです。「この感覚を日本にお届けしたい」と思って、「肉骨茶そば ~名代富士そば流~」が発売されます。
肉骨茶(バクテー)とは?
【肉骨茶の歴史】
マレーシアがまだ、英国の植民地であった頃、中国本土から来た中国人が故郷の料理に習って作り出したのが発祥と言われています。クアラルンプール郊外のボートクラン港で荷物運びの重労働をしていた彼等が肉骨茶は安くて良い栄養補給源として習慣化して食べる様になりました。
その後、労働者の朝食、スタミナ補給飯として肉骨茶の需要があり、人気が広まったそうです。低賃金の労働者が牛を解体した後に残った「削ぎ落とし切れなかった肉片がついた骨」を利用したことが「肉骨」名前の由来といわれています。
今では「骨付き肉」が主流となり、シンガポール、マレーシアで人気のローカルフードになっています。シンガポールではフォーカーで朝から食べられる手軽なファストフードです。
【シンガポール式バクテー】
肉の出汁が効いたスープは臭みは無く、シンプルに肉とにんにくの旨味とコショウのパンチが食欲を進めます。長時間に込んだ肉はとても柔らかく、箸でも削ぎとれる位です。最大の特徴はビリっと感じるコショウです。こってりした料理が多いシンガポールではあっさりした滋養強壮に効く人気メニューです。
【マレーシア式バクテー】
沢山の薬膳を使うのでスープは褐色でシンガポール式とは色が違います。コショウはシンガポール式よりも少なく、薬膳の風味が強い味付けです。薬膳好きには堪らない味です。
【シンガポールでの基本的な食べ方】
・調味料にはダークソイソースとチリ、チリペーストが主流です。
・ライスと一緒に
基本的にはライス「ご飯」で食べます。
別々のお皿で「肉骨茶スープ」と「ご飯」が提供されます。
ご飯をスープに浸す食べ方、ご飯にスープをかける食べ方など人によって様々な食べ方があります。
お茶漬けの感覚が分かり易いイメージです。
・揚げパンと一緒に
ご飯の代わりに「中国式の揚げパン」で食べる方も沢山見かけます。
中国式の揚げパンは朝ごはんの定番で根強い人気があります。
・中華そうめんと一緒に
Mee Suaという素麺の様な中華麺で食べるお店もあります。
肉の無いスープにMee Suaが入った「かけそば」の様な状態で提供されます。
追加メニューやトッピングの感覚で注文をします。
・シンガポール式はスープのお変わりが無料?
肉骨茶の専門店では追加のスープは無料がシンガポールの主流です。
※そうでないお店もあります。現地で食べる際は確認を。