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【食レポ】東京・神田の南インド料理「アーンドラダバ」は、味はミシュランのお墨付き。ランチ税込790円から&ライスとスープはお代わり無料とコスパ最高で大満足!

[2019/10/25 10:07]

 東京・神田と言えば、日本の各地域から東京都への玄関口となる東京駅からも1駅とメチャ近い上に、特にコスパに優れた人気の飲食店が多く集まるグルメ街として広く知られています。

 神田で人気の飲食店をいくつか挙げてみると、超人気の家系ラーメン店「神田ラーメン わいず」、本場香川県で人気の讃岐うどん店「一福」の神田版となる「神田一福 神田本店」、特に食欲の秋にウマさを増す各種ジビエ料理が楽しめる「焼きシビエ 罠 神田」など、魅力的なお店ばかり。

 今回は、南インド料理をお手軽価格で楽しめる「アーンドラダバ」をご紹介します!

 南インド料理というと、八重洲で人気の「ダバインディア」をはじめ、ランチでもお値段が張るイメージがあります。ところが、ここ「アーンドラダバ」は、カレー(マトンカレー、チキンカレー、野菜カレーから1種類)、ナンorチャパティorパトラ、ライス、サラダまでコミコミな「A SET」が税込790円から楽しめる、お財布に優しいお店!

 「ダバインディア」は2019年版ミシュランビブグルマンにも選出され、コスパの高さはもちろんのこと味もミシュラン折り紙付きです。

 そんなわけで、今回は神田駅西口を出て徒歩1分ほどのところにある「アーンドラダバ」へと行ってきました!

「アーンドラダバ」は、超人気カオマンガイ店「東京カオマンガイ」の真上にあります

 「アーンドラダバ」では、カレーとナン(チャパティ、パトラも選択可能)、ライス、サラダの基本的なセットから、タンドーリチキンやシークケバブなどもついたセットまで、6種類のランチセットが用意されています。もっとも高価なセットはかなりのボリュームですが、税込みで790円から1,350円までという安心価格です。

 そんな中から今回は、スープ2種類、主食2種類、おかず2種類、カレー2種類がセットになった「Cセット ミールス」1,250円をチョイス。

 「Cセット ミールス」の内容を詳しく見ると、豆せんべいのような「パパド」、「パパド」に隠れるような形でひよこ豆を炒めた「ボリヤル」、大きな鶏肉が入った「チキンカレー」、マトンともに大根の姿が目につく「マトンカレー」、茶色っぽい姿の「チャパティ」、辛味豊かな「ピクルス」、野菜たっぷりな「サンバル」、トマトのような赤さが特徴の「ラッサム」、中央の「ライス」で全9点。

 十二分なボリュームですが、ライスとスープメニューの「サンバル」、「ラッサム」はおかわり自由となっています。

「Cセット ミールス」は、これだけ様々なおかずが盛り盛りな上に、ライス、スープメニューの「サンバル」、「ラッサム」がおかわり自由!

 まずは、赤茶色に染まる「ラッサム」から飲んでみると、程よい塩気とともにトマト由来の酸味が力強く効いて後味キリリ!

「ラッサム」は、辛味0ながらも、トマト由来の酸味が力強く、お肉系のカレーメニューとの相性最高!

 野菜たっぷりな「サンバル」は、程よい塩気、ナスの淡い苦味、スパイスの香りが効いて中々のウマさ!

「サンバル」は、ナスの風味が豊かな上に、スパイスの風味も効いてカレーメニューを食べているような感覚で楽しめます!

 薄めの豆せんべいのような「パパド」は、パリパリとした食感と合わせて豆の香ばしさ、程よい塩気が効いておつまみ的なウマさ!

「パパド」は、塩気と香ばしさが絶妙で、ビールが恋しくなるウマさ!

 「パパド」の下に隠れていた「ボリヤル」は、ひよこ豆のホクホク感、パンチの効いたニンニクの風味、唐辛子の辛味が同時にこだまする刺激的なウマさ!

「ボリヤル」は、ホクホク食感のひよこ豆にニンニクと唐辛子の風味がメチャ効いてヒリヒリするウマさ!

 各種スープやおかず類をひと通り食べてみたあとは、メインのカレーを食べてみることに。

 マトンと同じくらいに大きくカットされた大根もたっぷり入った「マトンカレー」は、刺激的なスパイスの辛味とともに、濃厚な旨味が癖になるマトン、大きくカットされた大根も入って食べごたえも十分! 特にパラパラとした食感に加えて、汁気が染み込みやすい「ライス」との相性抜群!

「マトンカレー」は、辛味が豊かな上に、マトンも大根も厚切りなので、食後の満足度も高め!
ルーが水っぽい「マトンカレー」は、パラパラ食感かつルーの風味が染み込みやすい「ライス」と一緒に食べるのがベスト!

 スパイスの豊かな香りとともに、程よい辛味、鶏肉のジューシーさ満点な「チキンカレー」は、生地全体からほんのり甘味を感じるとともに、香ばしい小麦由来の香りが効いた「チャパティ」とマッチ! と、最初に食べたスープやおかずメニュー、メインのカレーに至るまでハズレのないウマさに感激しながら完食! ごちそうさまでした!

「チキンカレー」は、「マトンカレー」よりも絡みがマイルドな代わりにスパイスの香りが豊かで、ジューシー感MAXな鶏肉ともマッチ!
「マトンカレー」よりもルーに粘性を感じる「チキンカレー」は、小麦の風味豊かな上に甘味を帯びた「チャパティ」と一緒に食べるのがオススメ!


 今回は、コスパに優れたお店が多く集まる東京・神田で、比較的高額になりがちな南インド料理をお得に楽しめる「アーンドラダバ」へ行ってきました!

 平日に楽しめるランチメニューから選んでみた「Cセット ミールス」は、メインのカレーは2種類選べる上に、主食は「ライス」と「チャパティ」、スープ、おかずメニューに至るまで2種類ついてきて大変オトク!

 各種カレーメニューをいただく前に食べてみた各種サイドメニューは、トマト由来の酸味が力強く効いた「ラッサム」、淡い苦味を帯びたナスとスパイスの調和が素晴らしい「サンバル」、豆せんべいのようなウマさの「パパド」、ひよこ豆のホクホク感とニンニク&唐辛子主体の刺激的な味付けが同時に楽しめる「ボリヤル」と、野菜とスパイスとの相性の良さに大興奮!

 メインのカレーは、マトンの旨味、刺激的な辛味、大きくカットされた大根の食感が豊かな上に「ライス」との相性最高な「マトンカレー」、ジューシーさ満点なチキン、鮮やかなスパイスの香りがこだまするとともに、小麦の風味と優しい甘みを帯びた「チャパティ」によく馴染む「チキンカレー」ともにウマウマ!

 サイドメニューからメインのカレーに至るまで絶品な上に、オトクな価格で豪華なランチタイムが楽しめたことも相まって、初めての南インド料理体験の場としてピッタリなお店のように感じられました!

 野菜メインの各種スープやおかずのほか、お肉メインなカレーに至るまで、脂っこさを感じること無くサッパリ&スパイシーに南インド料理の数々が楽しめた「アーンドラダバ」。神田に立ち寄った際には、ぜひ一度お試しください。

[池延大栄(大帝オレ)]