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日本で最も卵を多く扱うキユーピーが卵不使用の業務用「HOBOTAMA(ほぼたま)」を発売! 豆乳加工品ベースで半熟スクランブルエッグのような見た目と食感を再現~ほぼたまごの味わい、ほぼスクランブルエッグ

[2021/6/10 16:08]

 キユーピーは、プラントベース(植物由来)フードの開発に取り組み、その第一弾として原材料の大部分を植物由来のものから作った、ほぼたまごの味わい、ほぼスクランブルエッグの「HOBOTAMA」(ほぼたま)を業務用市場に向けて2021年6月30日(水)に発売します。主な提案先は飲食店(ファストフード、ホテル)、給食など。120g入りで、価格はオープン。

 「HOBOTAMA」は、多様化する食のニーズに対応したプラントベースフード。植物性主体の原材料(豆乳加工品ベース)で作った、卵不使用で、半熟状のスクランブルエッグのような見た目と食感を楽しめる加工品です。シェフが丁寧に手作りしたような半熟感を再現し、飲食店などで提供するメニューの付加価値を高めることができるとしています。

解凍した状態

 プレーンな味わいでメニューの汎用性があり、鮮やかな色調でメニューに彩りを添えられます。パンや野菜などと相性がよく、サンドイッチや朝食メニューなどに幅広く使用できるとのことです。賞味期間は冷凍1年

プラントベーススクランブルBURGER
モーニングベジプレート
ほぼたまマヨコッペ

 キユーピーグループはコーポレートメッセージ「愛は食卓にある。」に込めた想いのもと、サラダとタマゴを中心に、「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって世界の食と健康に貢献することをめざしており、この「めざす姿」を実現するため、2030年に“どうありたいか”を表した「キユーピーグループ2030ビジョン」では、「サラダとタマゴのリーディングカンパニー」、「一人ひとりの食のパートナー」、「子どもの笑顔のサポーター」の3つの視点を掲げています。

 「もっとタマゴのおいしさと魅力を届けたい、一人ひとりの食に寄り添っていきたい、子どもたちの明るい未来を支えていきたい」という想いを具現化するため、プラントベースフードの開発に取り組み、「HOBOTAMA」を商品化したとのこと。アレルギーなどさまざまな理由で卵を食べられない人にも、寄り添うことができる商品としています。

 近年は日本でも、健康志向の高まりと地球環境への配慮の観点などから、プラントベースフードへの関心が高まっており、キユーピーグループが持つさまざまな食品加工技術を強みにすれば、原材料の大部分を植物由来のものから作ったおいしいプラントベースフードの提供が可能になるとしています。また、日本で最も卵を多く扱い、卵に精通したメーカーとして、今後も卵代替食品を中心にプラントベースフードのラインアップを拡充し、さまざまな選択肢を提供する取り組みを広げていくとしています。

[古川 敦]