初回販売分は即完売! 敷島製パン(Pasco)のオンラインショップで100匹分のコオロギ粉を配合した「コオロギの バウムクーヘン」が発売~炒ったナッツのような香りで深みのある味わいに
「Korogi Cafe(コオロギ カフェ)」シリーズに、“100匹分”の食用コオロギパウダーを使った「コオロギのバウムクーヘン」が新登場し、敷島製パン(Pasco)オンラインショップで、2021年6月21日(月)午前10時に発売されましたが即完売。次回販売は7月19日(月)が予定されているとのことです。価格は2,160円(税込・送料別)。
高崎経済大学発ベンチャー「FUTURENAUT」と敷島製パンは、栄養価が高く地球環境にもやさしいコオロギパウダーを使用した製品を共同開発しており、今回新発売される「コオロギのバウムクーヘン」は、「コオロギのフィナンシェ」、「コオロギのバゲット」に続くコラボ製品第3弾です。
食材としてはまだまだ馴染みの薄い食用コオロギですが、とても香ばしい風味が特徴的で、「炒ったナッツのような香り」がバウムクーヘンの味わいに深みをもたらするとのことです。1個につきコオロギ100匹分のパウダーを配合し、1層1層焼き色をつけてていねいに焼き上げることで、コオロギの香ばしさが引き立つ仕上がりになっているとしています。
製品は、“未来食Labo”(「Korogi Cafe」シリーズ専用の施設)にて一つひとつ丁寧に手作りされており、同社では「紅茶やコーヒーなど、お好みの飲み物と一緒に、ちょっぴり未来のおやつタイムをお楽しみください」としています。
エネルギーは1,280kcal、たんぱく質28.0g、脂質60.8g 炭水化物155.1g 食塩相当量1.1g。原材は卵(国産)、砂糖、小麦粉、油脂加工品(植物油脂、水あめ、砂糖、乳製品、卵、麦芽糖、乳たんぱく、デキストリン)、植物油脂、マーガリン、食用コオロギパウダー、でんぷん、ショートニング、水あめ、アーモンドパウダー、バター/ソルビトール、グリセリン、乳化剤、膨脹剤、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、グリシン、香料、着色料(カロチン)、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に卵・小麦・乳成分・大豆・アーモンドを含む)。
FUTURENAUTとPascoの出会い
FUTURENAUTとPascoの出会いは2年前の2019年秋。同社の「コオロギのビスコッティ」を購入してもらったことがコラボのきっかけで、互いに大注目中の食用コオロギを普及させるためには、メーカーとベンチャーのシナジーが必要と感じ、コラボプロジェクトがスタートしたとのこと。
それから1年、お互いのリソースを出し合い、構想を温め、2020年12月にコラボ製品「Korogi Cafe」シリーズの発売に至り、栄養価が高く、環境にも優しい未来の食材を普及させ、持続可能な社会の構築に貢献することが、共有する目標とのことです。
「Korogi Cafe」に使われているコオロギパウダーについて
食用に養殖されたヨーロッパイエコオロギ(Acheta domesticus)を粉末加工した、話題の次世代プロテイン。炒ったナッツのような香りと軽やかなうま味が特徴で、パンやお菓子にひと味違う風味を演出しつつ、簡単に栄養価を上げることが可能です。
食品製造管理基準に適合した衛生的なタイの養殖場、加工工場で生産されたコオロギパウダーが独自の調達ルートで輸入されています。