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カフェイン配合、片手で食べられるゲーミングラーメン!? 日本ハムがパウチ入りの究極“タイパ”ラーメン「BOOST NOODLER」を本日27日(土)発売~ゲーマーの若手開発担当者が発案! 常温で90日間保存可能

[2024/7/27 11:26]

 日本ハムが、スパウトパウチの封を開けるだけでそのまま食べられる、究極の“タイパ”ラーメン「BOOST NOODLER」(ブーストヌードル)を7月27日(土)に発売します。内容量は120gで、参考小売価格は660円(税込)。

 「BOOST NOODLE」は、自身もゲーマーである若手開発担当者が、オンライン対戦型ゲームを長時間プレイしながらもラーメンを食べたいとの発想からたどり着いたという、“タイパ”追求型のラーメン。「高額で大切なゲーム機器を汚したくない」「ゲーム中に片手で簡単に食べたい」「ゼリー飲料や飲み物ではなく食事に近いものを食べたい」といったゲーマーニーズを満たすとしています。

 商品名は、“カフェインを配合することで気持ちを押し上げる”、“握って押し上げて食べる”「BOOST(ブースト)=強化する(押し上げる)」から付けられており、同社では「若手従業員の常識にとらわれない『自由』な発想を引き出すことで、『食べる喜び』をこれからも幅広い層の方々にお届けしていきます」としています。

 「BOOST NOODLER」は、片手で食べやすく喫食中もそのまま置ける、16mm口径のスタンディングスパウトパウチに、短くカットした麺のほか、チャーシューやメンマがゼリー状の濃厚魚介豚骨スープと絡み合った状態で入っており、そのままで本格的な味わいのラーメンが堪能でき、カフェインも35mg配合されています。

 1パックは、120gと小腹が空いたときにちょうどいい量で、常温保存で賞味期限が90日間なことから、買い置きにも適しています。スープの中で麺がのびてふやけてしまわないように、麺にはこんにゃくを使用し、美味しさと食べやすさを追求するため、数多くの試作を重ね、麺の長さやチャーシュー、メンマの大きさ、スープの食感を工夫したとしています。(特許出願中)

 同社では「近年スマートフォンの普及により、ワンハンドで手軽に食べられる食品への需要は高まっています。本商品は、長時間ゲームを楽しむゲーマーのみならず、食事に時間をかけられないとき、通勤や旅先への移動中に簡単に食事をとりたいときにもおすすめです」としています。

 熱量 53kcal、たんぱく質 4.3g、脂質 1.2g、炭水化物 6.2g、食塩相当量 1.5g。原材料は、こんにゃく麺(国内製造)(豆乳、こんにゃく粉、食塩、食物繊維、発酵調味料、粉末かぼちゃ、米粉)、味付けメンマ(メンマ、たん白質加水分解物、しょう油、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、大豆油、砂糖、ごま油、ガラスープ、発酵調味液、オイスターソース、ポークエキス調味料、香辛料、焼豚、しょう油、中華調味料、だし、かつお節調味液、砂糖、発酵調味液、チキンエキス調味料、ポークエキス、ほたてエキス調味料、小麦粉、全卵末、脱脂粉乳/増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、酸味料、水酸化Ca、キシロース、リン酸塩(Na)、カフェイン、カラメル色素、香料、(一部に卵・乳成分・小麦・あわび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)。

eスポーツ市場とBOOST NOODLE開発の背景

 日本ハムは2018年から、若手開発担当者が新商品のアイデアを提案するイベント「開発甲子園」を毎年実施しており、2022年の開発甲子園で優勝したのが、eスポーツ市場向け商品「BOOST NOODLE」。

 日本のeスポーツ市場は2022年に125億円に到達する市場規模となっており、経済産業省が成長産業として推進しています。また、eスポーツのファンも年々増加しており、日本でのeスポーツ試合観戦・動画視聴ユーザーは2022年に約776万人と推定され、今後もファンの増加が見込まれるとしています。

[古川 敦]