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くら寿司がファストフード市場に殴り込み!? 回転寿司業界初のハンバーガー「KURA BURUGER」を発売~サイドメニューの専門店も渋谷にオープン

[2019/2/25 17:06]

 回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーションが、回転寿司業界では初という(販売店舗400店以上の大手回転すしで、レギュラーメニューとして)、ハンバーガー「KURA BURGER フィッシュ」、「KURA BURGER ミート」を、2019年3月1日(金)に全国のくら寿司で発売し、「ファストフード市場に挑戦する」(同社)としています。価格は各250円(税込270円)。

 なお、サンルート梅田店、鈴蘭台店では販売されず、ららぽーとTOKYO-BAY店、イオンモールライカム店では価格が異なり、持ち帰りも対応していません。


 国産天然魚100%使用した「KURA BURGER フィッシュ」は、天然魚プロジェクトの取り組みから生まれ、本場アメリカ同様、香ばしくジューシーなしっかりとした食感のパテとのこと。さらに、様々な国産天然魚の美味しさを生かすスパイスやソースの味付けが特徴。

 「KURA BURGER ミート」は肉の旨みが特徴の、スタンダードな味わいを目指し、ふんわりした食感を生み出す合いびき肉のパテと、ケチャップベースのソースでシンプルな味つけに仕上げたとしています。

「KURA BURGER フィッシュ」
「KURA BURGER ミート」

 具材を挟むパンである「シャリバンズ」は、米粉のもっちりした食感と、黒酢を入れることでふっくらとした仕上がりと甘みが特徴。そしてトッピングとして「玉ねぎのてんぷら」を採用。グリルではなく、外はサクサク、中はジューシーな玉ねぎの天ぷらを挟んだとのこと。和食の技術を最大限生かした、「シャリバンズ」と「玉ねぎの天ぷら」、2つの名わき役がバーガー全体の味を引き立てるとしています。

「シャリバンズ」
「玉ねぎの天ぷら」

 くら寿司は2014年9月より、産地直送の新鮮な国産天然魚を使ったお寿司を積極的に提供する「天然魚プロジェクト」を始動。漁港で獲れる新鮮な国産天然魚は品質が高いにも関わらず物流などの問題で市場に出荷されないことから、獲れた魚を一船まるごと買い付けそして即時輸送することにより、より安く、より新鮮な寿司ネタとして、一皿100円で提供することを実現しています。

 2018年5月からは、寿司ネタとなりにくい部位や魚体の有効活用として「さかな100%プロジェクト」を開始。一つは、魚のアラや骨の部分を魚粉に生成、餌の一部として形成することで生まれた高付加価値な循環フィッシュ(みかんサーモン/みかんぶり等)の飼育、販売を実施。

 また、切り身を整える上で余った部分や骨の周りの身の部分の有効活用として、ねり天やコロッケの自社加工、販売を実現しています。そして、今回のフィッシュバーガーに使用するパテは、ねり天やコロッケ製作の技術を活用し、構想から5年の歳月をかけ商品化したとしています。

 さらに、「専門店に負けない味」をコンセプトに開発してきたくら寿司のサイドメニューの専門店が、ついに渋谷に期間限定でオープンします。その名も、渋谷「KURA BURGER」(渋谷区宇田川町13-9 KN渋谷2ビル)。くら寿司のサイドメニューをメインメニューとして売り出すのは初の試みとしています。

 オープン期間は2019年2月25日(月)~3月3日(日)計7日間で、営業時間は11:00~20:00(オープン日のみ14:00オープン)。

渋谷「KURA BURGER」


「KURA BURGERフィッシュ」 開発者おすすめ絶品アレンジレシピ

【くら特製ガリ】さっぱりとした味わい。新食感
【くら特製わさび】テリヤキソースと相性抜群。大人な味
[古川 敦]