ハンバーガー、チーズバーガーは10円値上げ! マクドナルドは軽減税率導入後も店内と持ち帰り価格を統一~約3割を税込価格を値上げ、約7割は据え置き
日本マクドナルドが10日、2019年10月1日(火)から予定されている、消費税率の10%への引き上げ、軽減税率制度の導入に伴い、“全てのお客様にとって分かりやすく利便性を重視した価格設定・価格表示”、また、これまでと同様にバリューを届け続けるべく、慎重な検討を重ねた結果、店内飲食価格と持ち帰り価格を同一価格にすると発表しました。
なお、2019年10月1日の営業開始時刻(24時間営業店舗については、原則午前5時)よりPOSレジの切り替えを行ない、価格・税率変更の対応が開始される予定です。
店頭での価格表示は、従来通り「税込価格」のみ記載し、全商品の税込価格は10円単位が継続されます。約3割の品目で税込価格を引き上げ、約7割は税込価格を据え置き、全体では加重平均で税別価格の引き上げとならないよう設定するとしています。また、バリューメニューについては、お得感・納得感のあるこれまでと変わらない価格で提供するとのこと。
統一価格と10円単位の価格の継続のため、セットメニューを含む全品目の価格の見直しを行ない、「ハンバーガー」「チーズバーガー」を含む全体の約3割の品目で税込価格を10円引き上げられます。一方で、全体の約7割の品目では、税別価格の見直しを行ない、現在の税込価格を据え置きとなります。店内飲食の場合は税別価格の引き下げとなり、持ち帰りの場合は現行の税別価格と同様となります。
なお、人気の定番メニュー「ビッグマック」や「チキンマックナゲット 5ピース(税込200円)」、「プレミアムローストコーヒーSサイズ(税込100円)」、「おてごろマック(税込100~200円)」、お得なセットメニュー「500バリューセット」、「バリューランチ」各種など、お得感・納得感のあるこれまでと変わらない価格で提供するとのこと。また、月見シリーズなど、現在期間限定販売中の商品の税込価格は、10月1日以降も変更されません。
なお、国の約40店舗(空港・駅・遊園地・サービスエリア・大都市圏の一部店舗)、McCafe by Barista(全国約100店舗において展開しているカフェコーナー)、宅配サービスは、別途価格調整を行なうとのこと。
また、ポイント還元制度は、国内約2,900店舗のうち、フランチャイズ店舗約2,000店舗が参加予定ですが、直営店舗は制度の対象外のため実施しないとのこと。また、フランチャイズ店舗はポイント還元制度に加盟店登録が行なわれた店舗が順次対象となります。
なお、軽減税率制度導入への対応は、スターバックスは、テイクアウトとイートインで本体価格(税別)を変えず、支払い額(税込価格)を変えることを、ケンタッキー・フライド・チキンとフレッシュネスバーガー、すき家、松屋は、店内飲食と持ち帰りの税込価格を統一することを、それぞれ発表しています。