フード

動物性食材や五葷を使用しない緑のバーガーが誕生! モスバーガーが「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER」を9店舗限定で本日26日(木)発売~新開発パティに、ほうれん草を練り込んだバンズ

[2020/3/26 12:04]

 モスバーガーが、原材料に動物性食材を使わず、野菜と穀物を主原料に使ったハンバーガー「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER <グリーンバーガー>」を、2020年3月26日(木)に発売します。まずは、東京8店舗と神奈川1店舗の計9店舗で先行発売し、反応や販売状況を分析して、5月ごろを目途に全国での販売を目指すとしています。価格は538円(税別)。

【販売店舗】
<東京>
・モスバーガー大崎店(10:30 以降販売)
・モスバーガー六本木店
・モスバーガー秋葉原末広町店
・モスカフェ表参道店
・モスカフェ西銀座店
・モスカフェ阪急大井町店
・モスカフェ銀座ナイン店(4/1 より販売開始)
・モスカフェ羽田空港国際線ターミナルビル店(4/1より店名を「モスカフェ羽田空港第 3 ターミナル店」へ変更予定)

<神奈川>
・モスカフェ江ノ島店

「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER <グリーンバーガー>」(税別538円)

 原材料に動物由来の原材料(肉、魚、卵、乳製品など)と、臭いの強い五葷(ごくん)を使用しないハンバーガーです。今回新たに開発したパティにトマトベースのソースを合わせ、グリーンリーフや細切りレタス、トマトといった野菜と一緒にグリーンバンズで挟んでいます。

 パティは大豆由来の植物性たんぱくをベースに、こんにゃくやキャベツを加えた、食べ応えのあるというオリジナルパティ。ほうれん草ピューレーを練りこんだ緑色のバンズは、ふんわりとした食感とほんのりとした野菜の甘味が感じられるとのこと。

 にんじんやゴボウで食感を出したトマトのソースは、数種類のハーブを加えることで、奥行きのある味わいに仕上げ、原材料に動物性食材を使わないだけでなくおいしさも追求し、健康志向の人をもちろん、幅広い人が満足できる商品としています。

【五葷(ごくん)】
 仏教などで食を禁じられている臭いの強い5種の野菜(ねぎ、らっきょう、にら、にんにく、玉ねぎ)のこと。

【商品名の由来】
・MOS PLANT-BASED
 野菜や穀物を主原料にしている、という意味。

・GREEN BURGER <グリーンバーガー>
 環境や健康、モスバーガーをイメージする“グリーン”を商品名。緑色の「グリーンバンズ」を使用することで、より象徴的な商品となっています。

【注意事項】
・本品製造工場では動物性食材を含む製品を生産しています。
・店舗では、動物性食材と調理機器を共有しています。
・一部副原料に野菜・穀物以外の原料を使用しています。
・低アレルゲンメニューではありません。

「グリーンバーガー」販売に至った経緯

 モスバーガーでは、2004年にバンズの代わりにレタスで挟んだハンバーガー「モスの菜摘」、2009年に「低アレルゲン」メニュー、2015年からはお肉を使わず大豆由来の植物性たんぱくを使用した「ソイパティ」商品を提供するなど、“健康志向や食に制限のある人も一緒に食事を楽しんでほしい”、という考えのもと、おいしさや健康に配慮したメニューの開発に取り組んでいます。

 昨今のフードダイバーシティにより、食文化や食習慣、あらゆる思想、老若男女、外国人など、市場規模が拡大する中、新たな食の選択肢を提供し多様化するニーズに応えるため、原材料に動物性食材を使わないことを前提に、野菜と穀物で商品づくりを進めたとのこと。こだわりは、食材だけにとどまらず、おいしさをとことん追求したハンバーガーとしています。

 なお、同チェーンでは、すでに台湾とシンガポールの店舗で、植物由来の代替肉を使用したハンバーガーを発売しており、好評とのこと(シンガポールでは販売終了)。今後は、日本で開発した原材料に動物性食材を一切使用しない商品を通じて、SDGsの取り組みを海外に向けて発信することも目指すとしています。

※画像はイメージです。

[古川 敦]