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ローソンがトイレ・ゴミ箱・灰皿の使用を一時休止 「清掃する従業員の安全にも繋がる取り組み」と同社

[2020/4/28 17:06]

 ローソンが28日、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、本部として店舗でのトイレ・ゴミ箱・灰皿の使用を一時休止する方針を決定したと発表しました。

 同社では、「安全に商品を販売する事が私たちの最大の役割と考え、これを維持していくため」としています。サービス休止の案内は店頭でポスターおよびPOPなどで周知を図るとのこと。

 今回休止する各サービスの清掃は店舗の従業員が行なっており、清掃後には手洗い・消毒を徹底しているものの、休止する事で、従業員の安全にも繋がる取り組みととしています。さらに、「人との接触を少しでも減らしたい」と、「セルフレジ」の要望が多数寄せられているため、全店舗で設置済みのセルフレジの活用をさらに加速させるとのことです。

休止されるサービス

【トイレの使用】
 使用の際に、「入口の扉」・「便座」・「トイレットペーパー」・「洗面台」など、接触箇所が多く、密閉された狭い空間であり、感染リスクが高い場所と言われています。

【ゴミ箱の使用】
 飲食された後の割り箸や容器、使用済みのマスクやティッシュペーパーなど、口や鼻に触れたものなどがゴミとして集積されます。

【灰皿の使用】
 本来、店頭の灰皿は吸殻を捨ててもらう目的で設置されていますが、そこで喫煙する人もおり、不安の声も寄せられているとのこと。

[古川 敦]