チキンナゲットはご飯のおかずになる!? ローソンストア100の超シンプルな“だけ弁”第5弾は「チキンナゲット弁当」~税込216円で、おかずはナゲット4個にケチャップがかかっているだけ!
ローソンストア100(668店舗/2022年7月末現在)が、シリーズ累計225万食突破のおかずが1つだけの「だけ弁当」シリーズ第5弾として、おかずはチキンナゲットだけの「チキンナゲット弁当」を2022年8月24日(水)に発売します。価格は216円(税込)。
「だけ弁当」シリーズは、「お弁当には色とりどりのおかずが入っているべき」という常識を覆し、「好きなものだけを堪能したい」というニーズに応えるお弁当として、あえて1種類におかずを絞った超シンプルなお弁当シリーズです。
第1弾のおかずはウインナーが5本だけのお弁当「ウインナー弁当」は「こういうので良いんだよ!」「子供の頃の夢が叶った!」など大反響で大ヒット。続く「ミートボール弁当」「のり磯辺揚弁当」「白身フライ弁当」も確実にファンをつかみ、現在「だけ弁当」シリーズは、ローソンストア100のお弁当の柱になっているとのことです。麺類や惣菜、サラダなど色々な食材と自由に組み合わせてもワンコインでおさまるようにという想いから、価格はすべて200円(税込216円)となっています。
【販売数】
ウインナー弁当 :2021年 6月30日発売 累計販売数 約124万食
ミートボール弁当:2021年11月10日発売 累計販売数 約61万食
のり磯辺揚弁当 :2022年 3月 9日発売 累計販売数 約30万食
白身フライ弁当 :2022年 6月29日発売 累計販売数 約10万食
※累計販売数は発売日から2022年7月末までのローソンストア100全店販売数合計
※全て現在も販売中です(店舗によって品揃えが異なります)
「だけ弁当」は、「弁当の定番だが主役になれないおかず」を主役に据えるというコンセプトで、運営部門の社員の林氏が発案し商品化されてきましたが、今回の「おかずがチキンナゲットだけ」の弁当については、林氏とタッグを組み「ウインナー弁当」を10年越しで世に出した商品部の盟友・山田氏からも難色が示されたそうです。
理由は「さすがにチキンナゲットはご飯に合わないだろう」ということ。一方、発案者の林氏は、「自分が学生時代、野球部だったときの母親が作ってくれた弁当にチキンナゲットは常連で、ただいつも1個か2個しか入っておらずもっと食べたいと思った、同じ思いの人は必ずいるはず!」と譲らなかったとのこと。
そこで今回、「チキンナゲットはご飯のおかずとしてアリか?ナシか?」をジャッジしてもらおうと、発売することになったとしています。
「だけ弁当」シリーズ発案者 林弘昭氏(はやし ひろあき・次世代事業本部・統括マネジャー)のコメント
自分は高校時代、野球部で部活の前には母親が作ってくれた特大の弁当を食べており、当時の弁当の思い出が自分の中に色濃く残っています。「チキンナゲット」はよく入っていましたが1個か2個しか入っておらず、もっと食べたい!と思うことも多々ありました。そこで、チキンナゲットを思う存分楽しめる弁当があっても良いのでは、と今回「チキンナゲット弁当」を提案しました。
自分は商品部ではないので、商品を発売するには商品部の協力が必要です。今回もだけ弁当第1弾の「ウインナー弁当」からタッグを組んでやってきた商品部の山田に商品化を依頼したのですが、意外にも「チキンナゲットはご飯に合わないのでは」と難色を示され焦りました。皆さん、チキンナゲットはご飯に合うと思いますよね?
チキンナゲットにかけているソースに注目です。開発段階では、バーベキューソース・ハニーマスタードソース・オーロラソースなどと合わせてみて試行錯誤しました。ご飯との相性や飽きずに食べることができるかなどを踏まえ考えましたが、最終的に「お母さんがナゲットを弁当に入れるときにかけるのはケチャップでしょう」と原点に立ち返り、「ケチャップ」に決めました。
「だけ弁当」シリーズ 商品設計・開発担当 山田克則氏(やまだ かつのり・商品本部 シニアMD)のコメント
発売まで10年かかった、おかずがウインナー5本だけの「ウインナー弁当」に始まり、林とは弁当の常識を覆す「だけ弁当」を次々と世に出してきました。「ミートボール弁当」「のり磯辺揚弁当」「白身フライ弁当」と、発売するたびにヒットとなり、お客様の潜在的なニーズを改めて知ることができました。ただ今回の「チキンナゲット」については、「本当にご飯のおかずとして主役を張れるのか?」と疑問に感じました。
商品開発の過程で何度も試食をするうちに「これはこれでアリかもしれない」とも思い始め、林に押し切られる形で販売に至りましたが、ぜひ、お客様に実際に食べた感想をお伺いしたいです!
皆さん、チキンナゲットはご飯のおかずとしてアリですか?ナシですか?
「だけ弁当シリーズ」誕生秘話
一人の社員の熱意により10年の年月をかけて発売が実現した商品。運営畑一筋、毎日店舗で消費者の動向にアンテナをはっていた林氏(現・運営本部 統括部長)が、「好きなおかずだけを思う存分食べたい!というニーズが必ずあるはず。ローソンストア100は弁当と麺類を一緒に買うお客様が多いので、その層に訴えかける商品なら必ず売れる」、「弁当のおかずの定番でありながら、主役にはなれないウインナーをメインにした弁当は他にはないので差別化できる!」と考えていたとのこと。
しかし、商品部に開発を依頼するものの、「売れる訳がない」「見た目のバランスが悪い」「ウインナーだけでは顔にならない」という理由から却下され続け、何度却下されても林の熱意は変わらず、その熱意に負ける形で商品部の担当が原材料の調達や製造ラインの調整に改めて挑戦し、10年越しとなる2021年6月に商品発売を実現。
11月には「ミートボール弁当」を発売。翌年の2022年3月に、ちくわの磯辺揚げが主役の「のり磯辺揚弁当」を発売。6月にはタルタルソースがたっぷりとかかった「白身フライ弁当」発売。全て林氏と山田氏、二人のタッグによって商品化されてきました。麺類や惣菜、サラダなど色々な食材と自由に組み合わせてもワンコインでおさまるようにという想いから、価格はすべて200円(税込216円)です。
※記載の「だけ弁当」シリーズ販売数は2022年7月末時点の全店累計販売数です
※エリア、店舗によって品揃えが異なります。
※画像はすべてイメージです。
※エリアによって仕様が異なる場合があります。