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ついにおかずは3種の漬物だけで税込216円のお弁当! ローソンストア100が「だけ弁当」第8弾のレンジアップ禁止の「だけ弁当(漬物)」を本日23日(水)発売~一度はボツになった“だけ弁”が王林や女性社員の高評価で1年かけて改良

[2023/8/23 10:36]

 ローソンストア100(647店舗/2023年7月末現在)が、シリーズ累計販売数が2023年7月末時点で418万個を超えた、おかずが1種類だけ超シンプルな弁当「だけ弁当」シリーズ第8弾となる「だけ弁当(漬物)」を、2023年8月23日(水)に発売します。価格は216円(税込)。

 「ウインナー弁当」「ミートボール弁当」など発売する度に注目される「だけ弁当」のおかずですが、シリーズ第8弾となる今回は、なんと「おかずは漬物だけ」に決定。ゆかりを混ぜ込んだご飯の上に、3種類の漬物「広島菜漬」「日向漬(ひなたづけ)」「安藝紫(あきむらさき)」をトッピング。「レンジアップせず、そのままお召し上がりください」とのことです。

ローソングループ公式note 第2回

3種の漬物

・緑色の漬物「広島菜漬(ひろしまなづけ)」
 広島菜は、九州の高菜、信州の野沢菜と並ぶ三大漬菜の一つで、広島県名産の伝統的な漬菜。程良い歯切れがあり、豊潤な風味が特徴です。広島県にある広島菜漬の名店「廣島魁 山豊(ひろしまさきがけ やまとよ)」の漬物が使用されています。

・黄色の漬物「日向漬(ひなたづけ)」
 天日干しした大根を漬け込み、昔ながらの手法でつくられた沢庵(たくあん)。宮崎県の道本食品のものが使用されています。宮崎の青い冬の空の下、たっぷりと太陽を浴びて天日干しされた大根から作った、ほんのりと甘めの漬物です。

・紫色の漬物「安藝紫(あきむらさき)」
 熟成された広島菜と赤しそを組み合わせた、上品な味の漬物。醤油と胡麻でまろやかに仕上げられています。広島菜漬と同じく、「廣島魁 山豊」のものが使用されています。

「だけ弁当(漬物)」開発秘話

左から、だけ弁当シリーズの産みの親・ウインナー部長こと林弘昭氏(東日本運営本部・副本部長)、広報の池内友子氏、商品部の山田克徳氏

 実は「おかずは漬物だけの弁当」は、2022年の春に一度、試作したことがありました。その時は、レンジで温めると漬物の匂いが強くなってしまい、商品化は難しいと一度はボツになりました。

 しかし、あるテレビ番組でこの試作品が紹介されると、出演者の女性タレントの方から「レンジで温めないと約束するから商品化してほしい」「(発売されたら)絶対買う」というコメントをいただき、予想に反して評価は上々でした。また、社内で試作品を何人かの社員にたべてもらったところ、女性社員からの評価は高く、広報担当の女性社員・池内も「漬物弁当はアリなのでは」と感じた、支持者の一人でした。

 「アリ」の確証をつかみたくて、社外の色々な人にこっそり聞いてみたところ、やはり女性からは好感触。「発売が決まったら教えてください!買います!」という言葉をもらい、「やっぱりアリだ!」と確信しました。

 そこで、ぜひ商品化してほしいと「だけ弁当シリーズ」産みの親のウインナー部長こと林や、商品部の山田に訴え、いちどはボツになった商品開発が復活しました。

 レンジで温めなくても美味しい仕様にするという方向に発想を転換し、「ゆかりおにぎり」に漬物を沿えたような、アッサリとしていながら風味が豊かで味わい深いお弁当が完成しました。漬物が主役なので、漬物の美味しさと品質にはこだわりました。

 脂っこいものを控えてアッサリ、サッパリと召し上がりたいとき、飲み会の後のシメ、和風な味を楽しみたいときなどにピッタリです。

 お好きなお惣菜や副菜、味噌汁などの汁物と組み合わせてお楽しみください。

※掲載商品はローソンストア100のオリジナル商品です。ローソン、ナチュラルローソンでは販売されません。
※エリア、店舗によって品揃えが異なります。
※画像はすべてイメージです。
※エリアによって仕様が異なる場合があります。
※パッケージデザインは変更になる場合があります。

[古川 敦]