【食レポ】くら寿司史上最長約135mの回転ベルトを備えた「大阪・関西万博店」に行ってきた! 世界約70カ国の料理にインスパイアされたメニューから厳選してキューバ、コソボ、カメルーンなど8品を食す!
回転寿司チェーン店の「くら寿司」は、2025年4月13日の「大阪・関西万博」開催と同時に「くら寿司 大阪・関西万博店」をオープンしました!
「くら寿司 大阪・関西万博店」は、外壁素材に廃棄予定の33.6万枚の貝殻、海藻から作った糊を用いた漆喰を使用しているほか、AI・ICT技術を活用した衛生・品質管理を行なうシステムの導入、大手回転寿司チェーンで唯一実現している回転ベルトによる提供など、サスティナブルの思想と最新技術を取り入れた次世代型の店舗となっています。
「くら寿司 大阪・関西万博店」は、「大阪・関西万博」会場の西ゲート側(大阪市高速電気軌道中央線夢洲駅は東ゲート側にあり)の「フューチャーライフゾーン」に位置しています。「くら寿司 大阪・関西万博店」の事前予約は2名以上でないと受け付けていないこともあり、ソロ利用の筆者は開店30分前から列に並んでみたところ、「くら寿司」店舗で最大座席数を誇る338席を用意していることも幸いし、開店後速やかに入口奥の受付端末を操作して店内へと進むことが出来ました。
会計端末横の壁面には「くら寿司」が回転寿司店であることを示すお寿司のサンプルがズラッとディスプレイ。店内も広々としており、スムーズに受付端末で指定された席へと進みます。
「ハンズ・ハンズPROJECT」と題して約70カ国の料理からインスパイアされた各種メニューが大集結しているとのこと。なお、「ハンズ・ハンズPROJECT」は一皿320円(税込)で、回転レーン上は300円(税込)での提供となります。
まずは、フィリピン料理を元にした「チキンアドボ(87kcal)」をチョイス!
肉厚なフォルムの鶏肉は固さが皆無かつキレのある旨味、醤油の塩気、酢の酸味が効いてウマー! ラーメンの味玉のようなビジュアルの煮玉子は白身、黄身ともに固茹でで、醤油と酢の味もほど良くてグッド!
続いて、プリッとした生のエビのハリと、甘めの醤油ダレが染み入る大韓民国の料理を元にした「カンジャンセウ(54kcal)」を注文。海老の持ち味、醤油ダレの味の濃さ含めてパーフェクトです。
ソロモン諸島の料理を参考にした「キャッサバ芋フライ(144kcal)」は、カットサイズが大きめなことに思わずニッコリ!
「キャッサバ芋フライ」は、じゃがいもと長芋を混ぜたようなキャッサバ芋の味と、塩気とココナッツと思われるアロマを有したソースがかかって中々美味!
オマーン国の料理が元の「ファラフェル(140kcal)」は、中東地域で広く親しまれているひよこ豆を盛り込んだコロッケ。
「ファラフェル」は衣サクサク! 衣の中のひよこ豆の適度なホクホク感、味を整える香辛料、塩気強めなホワイトソースでハマるウマさ!
キューバ共和国の料理を元にした「ロパビエハ(54kcal)」は、トマトソースをベースにピーマンの甘味、牛肉のとろけるような舌触りと濃密な旨味が合わさって激ウマ!
コソボ共和国の料理が元の「チョフテ(103kcal)」は、粗く引いたことで食感、旨味が荒々しいひき肉に食欲をかき立てるシーズニングの薫香、ダメ押しで塩気パワフルなマヨネーズで味濃いめながらも、色鮮やかなきゅうりとピーマンのサラダもついて後味キリリ!
ここまでアジア、オセアニア、中東、中南米、ヨーロッパの料理をつまんだあとは、人類誕生の地とされるアフリカ大陸の料理で締めくくることに。
アフリカ大陸の料理のトップバッターは、カメルーン共和国の料理を元にした「マケロ(109kcal)」。
「マケロ」は脂が乗ったサバをソテーした上で、ピリッと辛い糸唐辛子、にんにくのジャンキー感、絶妙な塩気、ライムの酸味がマッチしてウマウマ!
最後は「マダガスカルバニラパンケーキ(134kcal)」をセレクト。
「マダガスカルバニラパンケーキ」は、ふんわりと柔らかなパンケーキに、力強い甘味とコク、バニラ独特の風味のクリームが一体となった美味しさに感激しながら完食。
ごちそうさまでした!
「大阪・関西万博」会場内の「くら寿司 大阪・関西万博店」では、今回レポした「ハンズ・ハンズPROJECT」メニュー以外にも、まぐろやサーモンなどの通常の回転ずしメニューや、姉妹都市、もしくは包括連携協定を結んでいる県や市町の名産品も提供されているので気になる方は、お試しあれ!