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約2万円の超高級な海鮮丼も余裕で「No Problem」 メニューは強気な「インバウン丼」1品のみの「Tokyo Sushi Bowl」が浅草に11月1日(土)オープンし好調~高原価は全てお客様へ転嫁する「非常識経営」

[2026/1/4 11:32]

 「インバウンド業界」に特化した事業を展開する、株式会社Matcha Kikakuが、100%インバウンド外国人旅行客をターゲットにした、「超高級海鮮丼」の専門店「Tokyo Sushi Bowl」を日本のインバウンド観光の聖地である浅草で2025年11月1日(土)にオープン。

通常の海鮮丼1.5万円に「+5,000円」でウニをトッピング追加する猛者たちも続出中とのこと

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 浅草駅徒歩10秒という「圧倒的なロケーション」と日本屈指の成長産業である「インバウンド業界」というマーケットで、ユニークなコンセプトの下、新規事業を開始したとのこと。メニューは海鮮丼のみ。価格は時価で15,000円~20,000円(税込)というかなり強気な「インバウン丼」で、そんな「人生イチ美味しい海鮮丼」と自負する逸品のみで勝負をかけています。

マグロに関しては、天然マグロの「2番腹」という最高部位のみを指定買い

 最大のこだわりのポイントは「原価」を惜しみなく使うこと。飲食店の常識を度外視して、ひたすらに「美味しい > 安い」にこだわることで、過去に類を見ないクオリティ担保に成功したとしています。同社では「高原価は全てお客様へ転嫁するという『非常識経営』で業界の新しいスタンダードを創ります」としています。

Tokyo Sushi Bowlこと最高級海鮮丼

 また、全世界からの観光客をターゲットにしていることから、ムスリム向け(イスラム教徒)のハラール対応やグルテンフリーなどの対応もどこよりも積極的に行なっており、それが功を奏し、早くも世界各国から多数来店しているとのこと。

 多くのインバウンド観光客からの予約希望があることもあり、「本音では少し休みたいものの、大晦日・正月(三が日)含め無休にて運営することを決定致しました。多くのお客様のクリスマス・年末年始に最高の食体験を提供します」としています。

ランチを中心としたターゲット設計ながら、顧客単価は1.5~2万円ほど

 矢野代表は、学生時代より世界一周などの旅行を始め、約2,000日間で121カ国もの国々を巡り、そこで日本で誰よりもインバウンド観光客の気持ちに寄り添えるバックグラウンドを持っていると考え、インバウンド観光客に特化したいくつかの事業を2015年より約10年間ほど企画経営。

課金体系を席料(30分ワンドリンク付き)にすることでカフェ業態の弱点を克服した「足湯カフェ」
忍者装束で浅草を案内する非日常観光ツアー「忍者ツアー」、当時金額で「2時間、1人、1万円」
忍者体験を提供するエンタメ体験型飲食施設「忍者カフェ」

 なかでも忍者になれちゃうエンターテイメント型のカフェ施設「忍者カフェ」では、顧客比率約9割とインバウンド観光客に向けて東京、関西、東海へと事業規模を広げています。その事業の中で、訪日観光目的の最大要素でもある「食」において、中でも特に「寿司をはじめとした海鮮」への圧倒的な熱量を感じていたとのこと。

 そこで約9日間と言われる日本での平均滞在中、一回は「寿司」、もう一回は「海鮮ジャンルのその他」に行くのではないか?という独自の仮説を立て、比較的技術のいらない、仕入れる「鮮魚の品質」が「丼」のクオリティの主たる源泉となるであろう海鮮丼屋の業態を選んだとしています。

最高のものだけを集めたメニュー設計で高反響とのこと

 また本事業を開始する地域である東京都でも「寿司屋」は圧倒的に多いものの、海鮮丼専門店の数はその「1/20以下」であり、1号店となる浅草エリアでは、数軒ほどしかないため、需要(海鮮を食べたいという熱量)に対し、供給(寿司以外の海鮮専門店)が足りていないと確信を持ったとのこと。オープンから約2カ月が経ち、「想像を遥かに超える需要の高さ」と高単価をもろともしない「インバウンド観光客の支払能力」の凄まじさを感じているとしています。

「Tokyo Sushi Bowl」のこだわりと特徴

 同店は「旅行」という限られた時間の中で、最優先される価値基準として「ここでしかできない体験」という明確なコンセプトを持ち、そのため、「コストパフォーマンスの良さ」という基準はあえて重要視していないとのこと。「品質の源泉」は、専門的な知識や経験、職人の腕前などという個人に依存したスキルではなく、「本当に美味しい鮮魚のみを厳選仕入れする」ことだと考え、「豊洲市場」の中で各鮮魚担当(マグロはマグロ屋、ウニはウニ屋のような)より個別仕入れを行なうことで、その時一番良いものを仕入れているとしています。

12月23日に仕入れた生ウニ。年末の高騰もあり、最高クオリティのこの1箱で仕入れ値は2万円強!

 同社は「おそらく仕入れ価格は他社よりも少し高いと思われます。そもそも海鮮の素人が『安く、良いもの』を他社より優先的に仕入れられるとは考えていません。仕入れ価格をいかに安く抑えるか、という一般的な飲食店の常識を一切無視することで『高いけど、間違いなく一番美味しいもの』を提供しています」とのことです。

 財布の紐が緩む旅行というシーンに加え、インバウンド観光客のみをターゲットにしているからこそ、「高原価」をシンプルに価格転嫁。日本の美徳である「安くて美味い」を目指すのではなく「良いものを、より高く販売する」がこだわりとしています。

最高クオリティの「いくら」も絶賛価格高騰中で、日本人には中々手が届かない価格感になりつつあります

メニューは1品の「海鮮丼」のみ

 100%インバウンド観光客にターゲットを絞った「超高級 海鮮丼」専門店で、過去のビジネス経験上、ほとんどのインバウンド観光客は店単位での「リピーター」にはなりえないと考えているとのこと。

 そのため、同店では、「マグロ丼?」「サーモンいくら丼?」「ウニ丼?」「バラちらし丼?」などの個別の種類はもうけず、インバウンド業界という、「リピーターがいないビジネス領域」だからこそ、自信作の海鮮丼1品のみを提供しています。

1杯2万円も「No Problem」、ウニ追加トッピングにインバウン丼

 それにより各鮮魚ごとの在庫の減りなども一定となり、廃棄リスクも著しく抑えることが可能。また提供スピードの早さも強みとなります。来店したインバウンド外国人観光客達は不思議そうに「メニュー1品しかないの?」と聞きながらも、「過去一の海鮮を食べた」、「これはまさに『The BEST!!!』」という、極めて高評価なレビューを得ているとのこと。

 また、ハラールやグルテンフリーをはじめとする制限にも丁寧に対応することで特定の国に依存せず、多くの国、人種、宗教の方が来店。想定以上の多くのポジティブな口コミ評価が寄せられ、「早くも日本を代表する、インバウンド向けの人気店への道に自信と確信を持っています」としています。

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矢野代表のコメント

 現在ビジネスとして本事業を企画経営しています。しかしながら島国日本で捕れる最高品質の魚介類が、日本と国外との経済成長の差などの要因で、日本人向けの食事に提供されていない事実には一個人として寂しさを覚えています。

 故に、インバウンド観光客向けの業界の盛り上がりには引き続き期待しつつも、2026年以降、このような状況が上向き日本人の購買力があがっていくことも合わせて願っています。

「Tokyo Sushi Bowl」概要

所在地:東京都台東区雷門2-18-16 THE CITY 浅草雷門 5F
営業時間:11:00~20:00(年中無休だギョー)
席数:着席30席

[古川 敦]