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2024年の初セリはLEOCがやま幸と共同で大間産の一番マグロ238kgを1億1,424万円で落札! 4年連続5回目の落札で昨年の3倍以上に~1貫税込550円などで提供。能登半島地震に対し売上の一部を寄付

[2024/1/5 15:04]

 2024年1月5日(金)に東京・豊洲市場で行なわれた新春恒例のマグロ初競りで、「銀座おのでら」などを運営する、ONODERA GROUPのLEOCが仲卸大手のやま幸と共同で、青森・大間産の一番クロマグロ(238kg)を最高値となる1億1,424万円で落札したと発表しました。

(左から)ONODERAフードサービス 代表取締役社長 長尾真司氏、やま幸 代表取締役社長 山口幸隆氏、「鮨 銀座おのでら」統括総料理長 坂上暁史氏

 ONODERA GROUPは、全国2,800カ所以上で給食サービスを展開するLEOCや、3カ国・13店舗で「銀座おのでら」を展開するONODERAフードサービスなどのフードサービス事業を主軸に、ヒューマンリソース事業や再生医療・介護事業、Jリーグで活躍する横浜FCなど、多彩な事業をグローバルに展開しています。

 なお、同社の一番マグロの落札は、築地市場最後の初競りとなった2018年以来、4年連続5回目となります。2019年の初セリはつきじ喜代村が3億3,360万円で、2020年の初セリもつきじ喜代村が1億9,320万円(276kg)で落札しましたが、2021年の初セリは、LEOCが2,084万円(208kg)で、2022年の初セリも、LEOCが1,688万円(211kg)で、2023年の初セリも、LEOCが3,604万円(212kg)で落札しており、今年は昨年の3倍以上となっています。今回も豊洲仲卸「やま幸」社長・山口幸隆氏に多大なる協力があったとのことです。

 今回落札された一番マグロは、2023年7月にオープンとなった「廻転鮨 銀座おのでら 京都店」など、2カ国12店舗の「銀座おのでら」(上海店での提供はありません)で提供(京都店は5日18:00~予定)されます。「一番」の味わいを京都でも楽しめます。

 さらにグループ傘下の有料老人ホーム「ONODERAナーシングヴィラ」でも入居者の振る舞われるほか、LEOCが給食業務を受託する「YEBISU GARDEN CAFE」(運営:サッポロ不動産開発株式会社 所在地:東京都渋谷区)で、5日14:00から抽選販売されます。抽選くじ配布は13:30から。1貫550円(税込)で、15貫限定です。なお、1月1日(月)に発生した令和6年能登半島地震に対し、マグロの売上の一部を寄付するとのことです。

 ONODERAフードサービスの「銀座おのでら」は、鮨・天ぷらといった日本の伝統食を中心に、食を通じて洗練された日本文化を世界に広げていくことを目指し、ネットワークは3カ国・13店舗に拡大。一部店舗ではミシュランガイドの星を獲得するなど、世界的な評価を得ています。近年では「廻転鮨 銀座おのでら本店」や「鮨 銀座おのでら 登龍門」など、カジュアルに伝統の江戸前鮨を楽しめるセカンドラインも確立。そして2024年2月、廻転鮨業態で海外初となる「廻転鮨 銀座おのでら ハワイ店」がグランドオープンします。

[古川 敦]