【食レポ】「居酒屋 たなか畜産」が東京・赤坂にオープン! 熊本・天草の自社牧場直送A5ランク黒毛和牛を、プロの職人が絶妙な火加減で焼き上げる肉は、あまりの旨さに感無量!
2018年に熊本・天草の本店がミシュランでビブグルマンを獲得するなど、地元天草はもとより、全国的な知名度も高まっている「たなか畜産」。
ビブグルマンは、ミシュランで星を付ける対象からは外れるものの、おおむね5,000円以内とコスパ良く美味しい料理が楽しめる店が選出されています。
「たなか畜産」は、2017年5月に東京・東十条に進出したのが記憶に新しいところですが、今回は東京屈指のグルメ街・赤坂に「たなか畜産」の新業態店となる「居酒屋 たなか畜産」が10月5日にオープンしました。
今までの「たなか畜産」は、自社牧場で育てた「天草黒毛和牛」を2時間食べ放題でたらふく楽しめる焼き肉店ですが、今回オープンした「居酒屋 たなか畜産 赤坂店」は、プロの肉職人が部位ごとに絶妙な火加減で焼き上げたお肉をメインにお酒やおつまみが楽しめる“肉居酒屋”。
お肉メニューは、今までの「たなか畜産」でも楽しめた「牛タン」1,180円、「牛ハラミ」1,180円はもちろん、ヒレ肉の中から600g程度しか取れない「シャトーブリアン 120g」3,000円、とろけるような美味しさで人気の「ミスジ 120g」2,600円などの希少部位メニューもラインナップ(価格は税別)。
自分でお肉を焼く手間がない分、ゆっくり肉が堪能できるお店となっています。
今回はプレス向けに行われた試食会に参加! お店オススメメニューを色々と食べ比べてみた感想をお伝えしたいと思います。
居酒屋なのに、店内の冷蔵庫には様々な部位の「天草黒毛和牛」の塊肉がたっぷり! 以前、「たなか畜産 東十条店」で食べた時と同様にお肉の美味しさに期待しながら席へと移動します。
居酒屋といえば、ほぼどのお店でも最初に「お通し」が出てきますが、「居酒屋 たなか畜産 赤坂店」の「お通し」はA5ランクの「天草黒毛和牛」を使った「牛のしぐれ煮」。A5ランクの「天草黒毛和牛」を使ったことで、お肉を噛み締めた時に感じる力強いウマさ、脂身の甘みは格別! 「お通し」からお肉の美味しさに感動です!
A5ランク牛肉の風味が活きた「お通し」の美味しさに感動したあとは、前菜代わりに「馬刺し3点盛り」1,980円をオーダー。
「馬刺し3点盛り」には、赤身肉の旨味とフレッシュな生肉独特の美味しさが活きた「赤身」、力強い食感と脂の旨味と甘味に優れた「こうね」、お肉の甘味と脂の旨味のバランスがグッドな「ふたえご」が盛り付けられていました。
続いては、メインの炭火焼メニューより、好きな部位を自分で選べる「えらべる5点盛り」3,580円をチョイス!
通常「居酒屋 たなか畜産 赤坂店」の盛り合わせメニューは炭火焼メニューリストにある「牛ハラミ」1,180円、「牛タン」1,180円、「炭美豚」880円、「桜姫鶏モモ」880円、「地鶏手羽先」780円、「厚切りベーコン」780円、「ソーセージ」680円の中から5点セレクトする形となります。
今回は、試食会向けに特別に用意された「シャトーブリアン」、「マルシン」、「ミスジ」、「うで」、「内もも」などの激レアな部位を盛り合わせた、4人前分の「えらべる5点盛り」をいただくことにしました。
この試食会「えらべる5点盛り」で選んだ希少部位の通常価格は「シャトーブリアン 120g」3,000円、「ミスジ 120g」2,600円、「マルシン 120g」2,200円、「ミスジ 120g」2,600円、「うで 120g」1,800円、「内もも 120g」2,000円。
たとえば牛丼1杯の価格と比べてしまうと安いとは言えませんが、モノを考えるとコスパは抜群。とくに、お店によっては万単位で提供されることもある「シャトーブリアン」は、非常にお得な価格になっています。
激レアな部位は全てA5ランク。お肉にどれくらいサシが入っているのかを示すBMS(牛脂肪交雑基準)が最高ランクの12(A5ランクは8以上から)と、品評会に出てくるレベルのお肉ばかりなので、サシがきれいに入った塊肉の美しさに思わずうっとり!
その後、職人の手によって表面カリッと、中レアな加減で焼き上げられたことでシズル感がアップ! デートや会食でも盛り上がること間違いなしです。
まずは「シャトーブリアン」からいただきます。
ヒレ肉の一部で、一頭あたり600gほどしか取れない希少部位「シャトーブリアン」は、ヒレ肉ならではの柔らかな食感とともに、力強い甘味とジューシーさ満点で、ひと口で思わず顔がほころんでしまうウマさ!
別名「シンタマ」とも呼ばれる「マルシン」は、柔らかな食感かつ噛みしめる度に甘さがほとばしり、こちらも文句なしにウマい!
一頭から2kgほどしか取れない希少部位「ミスジ」は、口に入れた時には弾力のある食感があり、お肉や脂身の濃厚なウマさが広がって、最後には口の中で溶けてしまうくらいに柔らかな食感に! 旨い!
文字通り腕の近くの部位となる「うで」は、お肉の食感や旨味が力強く感じられる上に、脂の甘味もしっかりと感じられて美味しさ上々!
最後に食べた「内もも」は、食感は若干固めながらも噛みしめるたびに溢れんばかりのジューシーさ、お肉の旨味が爆発的に感じられて鬼ウマ!
どの部位も特選なものばかりだったので、甲乙つけがたいウマさが楽しめました!
続いては、大きくカットした肩ロースを炙り焼きにした「黒毛和牛 炙り肩ロース1枚焼き」2,480円が登場! 想像していた以上に大きく厚みもあってコスパも最高!
「黒毛和牛 炙り肩ロース1枚焼き」の肩ロースも当然ながらA5ランクの黒毛和牛なので、お肉を炙った面全体がピカピカと輝くくらいにお肉の中からにじみ出た脂がたっぷり!
まずは、ハサミで一口にカットして表面が脂でピカピカと輝く「黒毛和牛 炙り肩ロース1枚焼き」にかぶりつくと、口に入れた瞬間からとろけるように柔らかく、脂の甘味と旨味がほとばしるウマさに感激!
最後は絶品な黒毛和牛ホルモンと、キャベツ、にんじんなどの野菜と一緒に炒めた「ホルモンミックスと季節野菜の塩ダレ炒め」780円をオーダー。
黒毛和牛のホルモンは脂の旨味、食感ともに大変優れており、みずみずしいキャベツ、甘味を帯びたにんじん、爽やかな塩気を帯びた塩ダレとマッチ! めっちゃお酒が進むウマさに興奮しながら美味しく完食! ごちそうさまでした!
今回は、熊本・天草の本店がミシュラン・ビブグルマンを獲得して注目されている「たなか畜産」の新業態店、「居酒屋 たなか畜産 赤坂店」で、各種希少部位の炭火焼きメニューを筆頭に色々な肉メニューを食べてきました!
メインのお肉は全て産地直送。A5ランクの「天草黒毛和牛」をふんだんに使用した、お通しの「牛のしぐれ煮」からお肉の甘味やウマさに感動できます。
今回の試食会では、市場に出回ることがほとんど無いA5ランクかつBMS(牛脂肪交雑基準)が最高ランクの12を獲得した希少部位を味わうことができました。
柔らかくジューシーさと甘味のバランスが秀逸な「シャトーブリアン」、柔らかな上に甘味を帯びた美味しさが癖になる「マルシン」、弾力のある食感とお肉と脂身の美味しさをバランスよく楽しめる「ミスジ」、お肉の力強い食感と旨味とともに脂の風味も効いた「うで」、食感は固めながらも爆発的なお肉のウマさが感じられた「内もも」の炭火焼きのウマさに感無量!
お肉と脂身のウマさのバランスとボリューム感におののいた「黒毛和牛 炙り肩ロース1枚焼き」、ホルモン独特の臭みがゼロで、脂の美味しさと野菜の風味がしっかりと馴染んだ「ホルモンミックスと季節野菜の塩ダレ炒め」、同様に熊本の名産品として知られる「馬刺し」もフレッシュなウマさに大満足!
グルメ街・赤坂に嵐を呼び込むインパクト大な肉料理のウマさにただただ圧倒されました!
「居酒屋 たなか畜産 赤坂店」は赤坂見附駅から徒歩5分ほど。
ミシュラン・ビブグルマン選出で話題になっている「たなか畜産」の味に興味のある方はもちろん、他店では中々楽しめない希少部位をプロの職人の手で焼き上げる炭火焼きメニューには、大満足できること間違いなし。美味しさとコスパの良さを、ぜひ一度お試しください。