【食レポ】ミシュランビブグルマン入りした秋葉原の老舗「丸五」で「特ヒレかつ」! 分厚いのに食感柔らか、めっちゃジューシーなヒレかつが激ウマ!
今では「OTAKU」の街として世界中から観光客が集まってくる街、東京・秋葉原。
神田青果市場がなくなった後、飲食店が少ない時期もありましたが、現在ではローストビーフ丼、ステーキ丼などがっつり肉が楽しめる肉グルメの聖地となっています。肉だけでなく、「ラーメン紬麦」「九十九里煮干つけ麺 志奈田」など人気ラーメン店も多く集まり、グルメ街としても広く知られるようになりました。
今回は、昭和50年に創業、変貌し続ける秋葉原を見守り、そこで働く人々においしいとんかつを提供し続けてきた老舗「丸五」をご紹介します!
「丸五」は2019年版ミシュランビブグルマンにも選出され、味もコスパもミシュランの折り紙付きとなりました。
もともと行列ができる人気店だった「丸五」ですが、ミシュランビブグルマンに選出されたことで、土日のお昼時となると数十人もの行列ができる状況に。
今回は平日に、ランチのピークタイムを外した12時50分ごろ足を運んでみましたが、それでも10人ほどの行列が。並ぶこと約30分ほどで席に案内されました。ランチタイムなど混雑する時間帯に足を運ぶ時は、行列する時間を見込んでおく必要があります。
丸五は予約は受け付けていません。できる限りピークタイムを外して訪問するのがおススメです。
定食の価格は、「ヒレかつ定食」2,200円、「ロースかつ定食」1,950円、「若鶏かつ定食」1,550円(価格はすべて税込)。
「特ヒレかつ」2,200円や、「ヒレソテー」1,950円、「ロース生姜焼き」1,400円、「松阪牛スタミナ焼き」1,950円など単品メニューも充実していて、「セットメニュー(ご飯、赤だし、お漬物)」450円をあわせて注文すれば、単品メニューを定食として楽しめます。
単品メニューの定食セットオーダーも可能なため、いろいろと目移りして迷ってしまいますが、今回は「特ヒレかつ」2,200円に、「セットメニュー(ご飯、赤だし、お漬物)」450円を注文。
メインの「特ヒレかつ」は、ゆっくり低温で揚げたことから衣が白っぽく、さらにお肉のカットが大きくボリュームも充分! そして、「特ヒレかつ」の断面を見てみると、お肉全体に赤みが残る低温揚げながらではの絶妙な火加減なのも嬉しいところ!
ご飯は新潟産コシヒカリを使用。鰹出汁を効かせた赤だしは、豆味噌の風味が生きています。お漬物は塩気が円やかでさっぱりした浅漬けです。
まずは何もつけずに「特ヒレかつ」を食べてみると、カリッとした衣とお肉の分厚さが気にならないくらいに柔らかな食感とともに、爽やかな旨味が効いた肉汁が染み出てウマウマ!
シンプルに素材の美味しさ満点な「特ヒレかつ」を食べてみたあとは、様々な調味料を交えて「特ヒレかつ」を食べてみることに。
塩をふりかけて「特ヒレかつ」を食べてみると、お肉にじんわりと塩気がプラスされるとともに、段々と奥に隠れていたお肉の旨味が表に引き出されてウマさパワーアップ!
また、塩気とともに独特の旨味がお肉に染みいる醤油も「特ヒレかつ」との相性も良好でしたが、特に甘味とスパイスの風味が効いたソースは素材の旨味が大人しい「特ヒレかつ」との相性が最高!
特にソースを絡めて「特ヒレかつ」を食べた時には食欲がマシマシになり、米粒1粒1粒の風味がバッチリ立って絶品な新潟産コシヒカリを使ったご飯がメチャ進みます!
最後は甘みを帯びた千切りキャベツ、清々しい香りが効いたしそ、みずみずしいレタスをMixした千切りカットされたサラダを食べて口の中をスッキリとさせながら「特ヒレかつ」+「セットメニュー」を完食! ごちそうさまでした!
今回は、秋葉原の老舗とんかつ店「丸五」へ行ってきました!
この日食べてみた「特ヒレかつ」は、ともかくヒレ肉が大きく厚みがあり、まず見た目で贅沢気分が味わえます! 低温揚げ独特の衣の色味の薄さと、お肉全体がピンク色掛かった色味が映えてジューシーな旨さ!
そのままでも美味しい「特ヒレかつ」ですが、お肉の旨味を素直に引き出す塩、さっぱりながら香りが食欲を刺激する醤油、甘味とともにスパイスの風味が効いて食が進むソースと、調味料を使ってもウマウマ!
新潟産コシヒカリを使ったご飯の味も格別で、お米1粒1粒の食感や風味ががバッチリ立って甘味も強く、ソースをつけた「特ヒレかつ」と一緒に食べると食が進みまくります!
特ヒレかつには、千切りキャベツ、レタス、トマトの生野菜としそが添えられていて、いずれも断面がみずみずしく、新鮮そのもの。
人気の老舗とんかつ店ならではのハズレのない揚げ具合に歓喜したとんかつはもちろんのこと、脇を固めるご飯、サラダ、赤だし、お漬物に至るまで美味しく楽しめました!
秋葉原でとんかつといえば「丸五」と言われる老舗。食べたことがある人には改めてお勧めする必要はないと思います。まだ行ったことがないという方は、ぜひ一度お試しください。