【食レポ】沖縄・那覇に「国際通り屋台村」が新規オープン! 沖縄ならではの味はもちろん、ニューヨークから進出の中華まで屋台メシを一堂に
今回は、6月19日にオープンした沖縄・那覇市の「国際通り屋台村」の開店前日に行われたレセプションに参加。屋台メシをいろいろと試食させていただきました。
「国際通り屋台村」は、国際通りの牧志交番近く。地元の食材を使った郷土料理やオリジナルメニューを揃えた20軒の屋台村をメインに、沖縄の食と文化の情報発信拠点としても使用される離島マルシェ、島唄や舞、踊りなどのライブ公演を行うステージ&広場があります。
入口から奥に進むと、ライブスペースや沢山の人が賑わう屋台村が多数あり、どのお店も美味しそうです。屋台村には20軒ものお店があるので、何を食べようか迷うこと間違いなし。今回はまず、沖縄の食材を江戸前の技術を使って作る琉球鮨の「琉球鮨築地青空三代目」に行ってみることにしました。
沖縄の食材を江戸前の技術で作った琉球寿司はどれも美味しくいただきました。とくに、イラブチャーの味噌〆を使った寿司はお勧め。味噌に漬けているのに身のハリは失われず、それでいてしっかりと味噌の風味が効いている。江戸前の技術を感じた一品でした。
その他のお寿司もシャリの口の中でのほぐれ加減はもちろんのこと、それぞれ創意工夫が成されていて大変美味しくいただきました。
寿司の後は、フレンチチェフが屋台に挑戦した、「よし YOSHI」へ。手のかかるフレンチを、屋台でどう出すかが気になるところです。
「よし YOSHI」ではいくつかのメニューが売り切れてしまっていましたが、本日のスペシャリテの中から「おきなわちゅら海マグロのフォカッチャ」と、「沖縄県産豚のラフテーとろけるフリット」をいただくことに。
洋の技を用いて沖縄の食材を堪能できる「よし YOSHI」の後は、沖縄食材を「おばんざい」スタイルで提供する「沖らく」へ入店しました。
九州出身の料理人が腕をふるう「沖らく」は、肉や魚など沖縄の素材も知り尽くしたメニューを提供。〆の鶏飯もあるとのことで期待です。
刺身からお肉を使った惣菜まで、大満足の沖らくを堪能した。最後はやはりデザートということで、沖縄食材を使ったジェラートがある、「サウスアンドノースプラス」へ。
今回は黒糖ジェラートとシークワーサージェラートの2種類をチョイス。コクのある黒糖ジェラートと、シークワーサーならではの酸味と苦味を感じるシークワーサージェラートは、単品で食べても美味しいのですが、組み合わせるとコクとさっぱりが同時に味わえて相性が良いのでおすすめ。
黒糖のようにコクのある素材を使ってもさっぱりと食べられるのは、ジェラートならでは。ジェラートの乳脂肪分は通常5%前後。日本ではアイスクリームは乳脂肪分8%以上と定められているので、日本の分類ではアイスミルクになるそうです。
レセプションの時間は夜9時までということで、ジェラートのお店を堪能した所でタイムアップとなってしまいました。
会場では、何度も様子を見たものの、いつも満席であったジョーズシャンハイニューヨークが一番人気のようでした。レセプションでは地元の方が多く参加されていたので、ジョーズシャンハイニューヨークのように、海外から進出してきた店舗の方が珍しさもあって人気だったのかもしれません。
屋台村には、沖縄そばや県産食材を使っている事を推した沖縄色が強いお店はもちろん、ジョーズシャンハイニューヨークや琉球鮨築地青空三代目、ハンバーガーのお店やイタリアンなどのお店もあります。
沖縄の郷土食も出しながら、国際色の強い沖縄らしさも兼ね備えたラインナップで、観光客はもちろん、地元の方も楽しめる食スポットになっています。